今日からお仕事モード。疲れているのでさらっと(のつもり)です。

8月26日の歴史ネタ。
1988(昭和63)年8月26日　奈良市の奈良そごう建設予定地で大量(4万点)の
木簡が発見され、長屋王邸跡であることが判明。

　長屋王は藤原不比等亡き後に事実上政権を握っていたものの、不比等の子である藤原4兄弟と対立。729(神亀6)年の長屋王の変によって無実の罪を着せられて自尽させられます。長屋王の自尽ののち藤原4兄弟政権が成立しますが737(天平9)年、4兄弟揃って天然痘のために病死したことから長屋王の祟りではないかと言われます。また長屋王に無実の罪を着せた中臣宮処東人も惨殺され……という展開に。のちの時代の菅原道真や崇徳帝にも通じる逸話です。
　そんなお方のお屋敷が発掘されたことは歴史上の大発見な感じなのですが……。研究者や地元の方々の反対を押し切って大半の遺構を破壊して奈良そごうが出店、その後イトーヨーカドー奈良店となり2018年からはミ・ナーラとしてリニューアル。
　出店しては相次いで閉店してしまう展開に「長屋王の祟り」という噂が立ち……という状況に。

　このニュースのあともミ・ナーラに出店したテナントのなかで食品スーパーや宿泊施設が撤退してたり。これは単なる経済活動でよくある栄枯盛衰?? な話なのかやっぱり長屋王の呪いが継続してるのか、検証のしようがあるのかないのかわかりませんが、いっそのこと「怨念や呪い、祟り」をテーマにした博物館をつくったら確実に1人(私)入場者がいることだけは間違いありません。

今日の1曲。
　すごいタイトル&歌詞ですが、アニメちびまる子ちゃんのエンディングで1回だけ使われたこともあるという曲。閲覧注意とまではいかないと個人的には思ってますが爆音で聴いてるとラストあたりでひっくり返るかも。
山崎ハコ　呪い

　音楽の世界でこっち(オカルト??)方面で有名な曲と言えばシェレシュ・レジェーの「暗い日曜日」。聴くと感情が揺さぶられ、自殺したくなってしまうとも言われている曲。
　作詞・作曲されたのがちょうど第2次世界大戦に向かう時期でもあり、そういう時代背景があってこそのものという話があったり、単なる都市伝説って話も。実際シャンソン方面のいろんなシンガーさんが歌っておられたりもしてます。

　この曲に関してネット上にエピソードが。
https://www.savag.net/dark-sunday/
かいつまんでいうと
　ユダヤ人の音楽家ロシュフ・ゲームは名バイオリニストだったために収容所行きを免除、そのかわりにナチス親衛隊を慰安して回るようになります。
　ところが演奏会のあとナチス親衛隊員の自殺が増加。ゲシュタポが調査したところ「暗い日曜日」を演奏していたことが判明。
　死刑を言い渡されたロシュフの最後の言葉。
「君たちの命は僕の指先ひとつで操られた。そのことを忘れるな」。


　このエピソードの裏を取りたいと思って調べたことがありますが、あいにく私は日本史専攻。全く歯が立たないまま撤退しました。
　ググれは曲はでてきますが、聴くかどうかは自己責任で。
私は責任取れません。