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紅葉にただ唖然とす東福寺

残念ながら、鹿児島に住むようになってから、紅葉を楽しむ、という経験がほぼありません。1年中気温が高くて、木の葉が色づくのに必要な、気温の寒暖差に乏しいからかもしれません。

紅葉で思い出すのはやはり京都。中学か高校の頃、家族旅行で行った東福寺。当時の私は気難しい思春期の真っ只中。計画を立てたのは旅行好きの母だったか。ただただふてくされたようについてくる娘との旅は、楽しくなかったでしょうねぇ…
そんなひねくれた小娘の目にも、東福寺の一面の紅葉は、唖然とするほどのインパクトがありました。

友達のように連れ立って歩ける、仲良し親子を望んでいた母の希望に、全くそぐわない娘に育ってしまった私。別にどちらが悪いわけでもないのですが、実の親子でも相性が合わない…ってあるんですね、多分。感謝はしているけど、仲良くできない。そのことに随分悩んだこともありましたが、結婚して夫と娘(母にとっては孫)を挟むことで、なんとか丸く収まるようになり、まあこの辺で勘弁してくださいという感じ。もともとは、早く幸せな結婚をして孫が見たいという母に、「絶対結婚なんかしない!!」って言い放っていた私なもんで。その点、両親と仲良くしてくれる夫と、じーちゃん、ばーちゃん大好きっ子に育ってくれた娘に感謝です。

#俳句 #エッセイ #暮らし #写真 #秋 #紅葉
#家族旅行 #東福寺 #京都 #親子関係

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