生活を見直した理由とその内容【6892文字】

 2022年に入ってから生活を大幅に見直し、詳しくは後述しますが例えば22時台に寝て6時前に起きる、1日の栄養をある程度管理し身体への働きを意識する(ラーメンやお菓子類なんかは一切食べなくなった)、軽度でもいいから運動を行うなど健康な生活と言えるようなものを心掛け、約半年間継続し続けてきました。
これも後述しますが、この内容は決して嫌々我慢してやっている事ではなく、それを実行する事が確かに自分の何かしらの目的に良い影響を及ぼしているっぽいなという感覚を獲得したのでそのまま継続されてきたという感じです。
では何故その生活の見直しが起きたのか、その中でも何が良かったか、継続するならどんな心持ちをすればいいかみたいな話をこの記事で記していこうと思います。
なんか意識高い系の話の導入とか怪しい健康法とか商品への誘導っぽいですが違います!
なんならこの記事を読んだ結果私とは全く違う生活に辿り着く方がたくさん居ても何らおかしくないような内容なのでどこまで参考になるかは正直謎です。
いつも通り何となく思った事を実行してただ書いてるだけのもので、商材買ったとかそういう本を読んだとかいうのでもないのでご安心ください(?)

生活そのものの役割は何か

 生活を見直す切っ掛けとして、その少し前に私は自分の幸せを見直していました。いきなりめちゃくちゃ怪しいですがとりあえず聞いてください……。

「あなたの幸せはなんですか?」と聞かれた時、何を思い浮かべるでしょうか?
おいしいものをたくさん食べる事、ゲームをする事、友達と遊ぶ事、恋人と過ごす事、たくさん寝る事、体を動かす事、推しの活動を見る事、目標を達成する事、音楽を聴く事、色んな意見が挙がると思います。あるいは挙げられないという方も居るでしょう。

では少し質問を変えて「あなたの幸せは何ですか?」と聞かれた時の“あなた“は何を主体として考えましたか?
あなたの肉体の欲求でしょうか?
もっと細分化して脚とか指とか、部分的なものの成長や保全でしょうか?
その職業や役割に心棒しているアスリートや楽器奏者であればそれもあり得るかもしれません。
しかし多くの人にとって「あなたの幸せ」と言われて思い浮かべるものは肉体的なものよりも精神的な充足に近いものではないでしょうか?(厳密にそれが肉体に由来しないかどうかは置いといて、主観としての感覚では)
少なくとも私の場合は精神的な活動に近いなと感じるものでした。それがどういうものだったかは最後に記すとして、自分の幸せをとりあえず仮定してはみたが、そもそもそれは本当に正しいのだろうか?という疑問が浮上してきました。

 正しいかな?どうなのかな?確かめたいな!確かめよう!
その方法が
それ以外の肉体的な幸せっぽいもの(食べたい物食べたいだけ食べるぜ!遅寝とか昼寝とかしちゃうぜ!特に目的も無くだらだら動画見たりゲームするぜ!みたいの)を一旦生活から排除し、自分の考える幸せとなるべく無垢な形で向き合ってみよう“というものです。
わかりやすく例えるなら、【今の庭には色んな花があるけど、自分が一番好きな花はこれな気がするから一旦それ以外の植物を庭から排除して改めて自分の感覚を確認してみよう!】みたいな感じです。
仮にその生活の中で充実感や幸福感を見出せないなら先に仮定した自分の幸せの定義が誤っている事になるでしょう。
以下が行った事です。

  • 22時台寝6時前後起き(やりたいゲームや気になる動画もまた明日。アラームは掛けない。うるさいので)

  • 栄養の意識(栄養素の役割や必要量を改めて理解し、味や欲ではなく必要性で食事を行いなるべく一定に保つ。ブロッコリーウンマ~🥦)

  • 娯楽に傾倒し過ぎない(自分の中で目的や役割が判然とせず、代替可能なものは一旦ほどほどに)

  • 何かしらの言語化を見える形で残す(純粋に好きな活動なので)

  • 何かしらのインプットをする(好きな活動に必要なので。本でもゲームでも映像作品でも音楽でも何でもいい。思索の種なら)

  • お散歩でもトレーニングでもストレッチでもいいので身体を動かす(不健康な形で肉体に精神を引っ張られたくないので。あと何か歩くと頭が働くよね。ぜんまい仕掛け?)

  • 以上を平日休日問わず行う("生活"に休みなど無いので)

意識的に行っていたのはこんな所でしょうか。なんか書き起こすとより意識高い系みたいに見えますが自分が定義した幸せの検算に必要だっただけなので全くそんな事はありません。自分を使った人体実験みたいなものです。
さて、気になる実験結果ですが…………












日々の充足感がめちゃ増しでイキイキウキウキモンキーと化しました。
めちゃくちゃ安定した精神と肉体と幸福感!!

だよね!自分の中の幸せってやっぱりこれだよね!という手応えと、不純物が排除されて剥き出しの幸福感を直にボヨンボヨン刺激している感覚、たまんね~~~~~~~という感じでした。
実験大成功✌
副次効果としてなんか健康っぽいオーラを自分から感じるだけでなく、ある意味生活の全てが一番好きな1つの活動を気持ちよく行う為の下地のような役割になっているので寝るのも起きるのも食事も1日の全部が楽しいみたいな状態になっていました。

 しかしここまで読んで「お!じゃあ自分もやってみよう!」となる方は少ないと思います。
生活を変える為に消費するエネルギーがやっぱり大きそう、あるいはメリットがイマイチピンとこない、そんな感じではないでしょうか。
なのでその両方のパターンに訴求性があるように
「行った事の中でも特によかった事」「こうしたら比較的楽に実行出来るかも?」というお話をしてみようと思います。

実践して特によかった事3選

①食生活の改善

 わかりやすい効果として真っ先に挙げるべきものだと言える気がします。
まずシンプルに痩せました。
元々も太っていたわけではなかったのですが、「ちょっとお腹に肉ついてきた気がするしこのまま歳を重ねて代謝落ちていったらマズイ感あるな……」という気持ちはあったので、自分の場合はこの方法で解決出来るんだなという発見になったのは喜ばしい事です。
具体的にどれくらい痩せたのかは前後で体重測ってないのでわかりませんが(元来それが目的じゃないので)、周りからはちょこちょこ細くなったね的な事を言われていました(冬→春への服装の変遷の影響もちょっとありそうだけど)。
食生活としては

  • 蒸し焼きブロッコリー(主食)

  • プロテイン(昼食代わり)

  • ギリシャヨーグルト(1日1つ)

  • 冷凍ブルーベリー(ヨーグルトとセット)

  • ノンオイルツナ缶

  • バナナ(運動前のみ且つ糖質以外のものを摂取した後)

  • ゆで卵

  • 納豆

  • 冷凍そば(糖質以外のものを摂取した後)

  • うま煮みたいなの

  • 野菜ぼこぼこに入れたポトフ(寒い時期)

これらの内1~2種を1食として扱って1日3~4食摂るという感じでした。
マグロの赤身やカツオなんかも一時期試してみましたが、ランニングコスト的にイマイチかなと思ったので継続はしていません。
見ての通りたんぱく質を多めに取るのと、脂質糖質の管理がメインです。
通勤だったり身体を使う仕事をしている場合は恐らくもっとエネルギー源を摂らないと厳しいと思いますが、私の場合は在宅でカタカタしてるのがメインなのでこれくらいでもまぁって感じでした。

 食事面は個々の好みとか活動とか特に欲しいなと思う栄養素で内容が変わってくると思いますが、ブロッコリーと納豆はあまりにも栄養コスパが高すぎるのでめちゃくちゃおすすめです。ブロッコリーに関してはこの記事書いてる時点で値上がりしてるんですけどね……。
食べ方の話とかタイミングの話とか込み入った栄養素の話とか食事面だけで1記事書けてしまう内容なのでここで一旦区切っておきましょう。

 遂行のポイントとしてはいきなり全てをこの食生活に切り替えず、まずは普段の食事で食べたものの栄養とその効果を逐一調べてみるのがいいと思います。野菜に感動し、小麦粉に絶望するでしょう。
その上で自分に必要な1日あたりの栄養を調べたりしていくと少しずつ
「これは今の自分には余分だなー」
「健康状態的にこの栄養が欲しいなー」
みたいのがわかってきて自然と意識するようになる気がします。
書いてて思いましたが、一番長いプランで見た方がいい項目ですね。私もこの生活に際して調べたというよりは前々から調べて得ていた知識を流用したみたいな感じなので、一朝一夕で行うのはちょっと大変かもしれません。
ただ肉体的な健康に強く直結させられるような部分でもあるので、食に関するざっくりとした知識でも持っていると先々で使えそうなのもあっておすすめ度は高いです。


②:早寝早起き

 朝の時間にゆとりがあるというのがシンプルに良いです。
仕事前にもちょっと趣味なんかを触れます。
あとは日中に一切眠くなくなりました。昼寝したいな~みたいな気持ちも沸かず就寝時間まで駆け抜けられます
当たり前ではありますが早起きをすると眠たくなる時間も早まって早寝をしたくなるので、導入の際は無理矢理な早起きから始めるのが良いと思います。
あくまで私の場合はですが、朝に活動すると捗る事が多かったので特に良かったと感じました。この点は自分が冴えてるなって時間に合わせて変えていくのが良さそうですね。
あとは早寝早起きボーナスを付与すると継続しやすいかもしれません。
私の場合は以下のような早寝早起きの詠唱を考えるのが楽しかったのでも楽しみながら行えた面もありそうです。

睡眠前後の詠唱。「は」から始まるか「き」で終わる5~6文字の言葉をくっつけて味わう。
字面や音が良ければ例外もある。


積み上がる早寝、早起き、そして徳

個人的に目覚ましのアラームがめちゃくちゃ苦手だったので自然にすっきり起きれるくらいの睡眠時間を確認して、それを基準に起床・就寝時間をコントロールしていました。
アラーム問題ないよって場合は使った方がより正確な生活を手に入れられるかもしれません。


③:娯楽に傾倒し過ぎない

 行った内容の中でも特に個人差がありそうです。
ここで言う娯楽というのは、今回の私の場合終わりが設定しづらいものを指し、具体的にはランクやレートを競うようなゲーム、特別大きな目標があるわけではないけど何となくプレイしてたゲーム(スマホゲーとか)、あとは目的があるわけじゃないのにyoutubeのオススメで流れてきた動画を適当に見る行為とかTwitterを更新しまくる行為を指しています。
これらはやろうと思えば時間も期間も無限に出来てしまい、且つほどほどにゆるゆると何かやってる感を得られたり良くも悪くも感情を雑に動かせてしまうのでとりあえず今はいいかなとなりました。
そういうものが必要な時も間違いなくありますし、私自身はここに特別なものを見出していなかったというだけなので「スマホゲーだからダメ」「ランクを競うようなものだからダメ」「動画はダメ」みたいなお話ではありません。
むしろランクを競うようなものは、それに邁進出来るのであれば生活の中の大きな目標にもなり得るので最高だと思います。
動画に関しても生活の中の何かを行いながら片手間で見るのとかはすごく良いと思います。私も仕事や家事をしながらとかで動画を見て「この人の笑顔は本当に元気出るなぁ……」とパワー!を貰っていました。

 控えるコツを言語化するのは難しいですが、「これって本当に必要か?」と思ったら大体必要ないものだと思うのでその気持ちを強く持つとか……。
ただ代替となる何かを(生活の何かか仮定した幸せ)を見つけられていない場合はその人が今の生活を遂行する為の支えになっている可能性もありそうなので本当に個人差が大きそうです。

その他生活の中にありそうなものの扱い

人付き合いと生活

 生活というものを考えた時、何かしらの人付き合いもその中にある場合が多いでしょう。
なので私の場合は「友好的に感じてる人に誘われた時」と「月に1度」は外食とかしてもオッケー👌という事にしていました。
普段あんまり交流が多くないのでこの試みのせいで人と関わる機会を逃すのは惜しいし、大きい仕事の後くらいは何か特別感のあるもの食べたいな~と思ったので。

私にはありませんが、週5で人に食事誘われるみたいな場合は最初の目的である"仮定した幸せ以外のそれっぽいものを排除"が遂行出来ないので多少制限した方がいいかもしれません。
仮にそこで大きな苦痛を感じるならそれはそれでもう1つの答えに繋がっていそうなのでどちらにせよ一旦多少でも制限してみようかな?という気持ちを持ってみた方が結果に繋がりやすそうですね。

お酒と生活

 基本的には断つかかなり控え目にするのが無難な気がします。
理由としては大前提で仮定した幸せの判断に影響を与える可能性がある事、食と栄養にあまりいい影響がない事が挙げられます。
ただ控えるのが大きなストレスとなるならある程度量を定めて飲んだりするのは生活の内と言えそうなので個人の裁量次第という感じですね。
お酒に限りませんが、食や睡眠に関わる健康、思考・判断と言ったものに影響与える分量を生活として組み込むのはこの段階ではやめておいた方が良さそうな気がします。

少し緩めてみた今感じる事

 少し前に2泊3日で遊びに行き、少しだけお酒を飲んだりあんまり栄養の事考えないで食べたりしてみました。
旅行となるとやはり外食がメインとなります。それらは勿論おいしかったものの、最終日の朝にはめちゃくちゃブロッコリーが恋しくなって「ブロッコリー 食べ放題」で検索するなど肉体は健康生活を強く求めていたように思います。
あと今現在仕事の関係もあって0時を回っても起きているような事をしていますが、やっぱり早寝早起きした方がいいです。
昔から思っていましたが、同じ時間寝ているはずなのに夜更かしだとだるさを感じるのは不思議ですね。
夜勤や能動的夜更かしなんかをやっていた期間も長かったので睡眠や入眠に若干難があったりしますが、本当に体調に大きく影響があるのでこれからも早寝早起きを可能な限り行っていこうと思います。
本当にこの歳まで知らなかったけど、健康には健康の所以がちゃんとあるんだなあ……。

おわり

 おわりです。
日々誰もが遂行し、特に意識しなくても何となくで進行し続けられてしまう生活を意識してみたというお話でした。
"生活を意識する"というのは単に"より良くする"というものではなく"自分にとって何を行うべきで何を行わないべきかを判断する"というような作業だったように思います。
なので冒頭にも書きましたが私の実行した生活が万人にとって良いものかと言われるとそんな事はないでしょうし、また何かの折で私自身の生活もアップデートされていくのでしょう。ただ私の中では今回の試みに強い手応えを感じたので、備忘録兼この記事を見てくださる方にも生活を見直す事の良さを共有出来たらなと思った次第です。

全体としてどんな生活になるかは各々次第ですが、肉体と精神の保全はほとんどの人にとって重要な項目になると思うので特に食と睡眠を見直すのは本当におすすめです。日々の体調の良さや活気が全く違います。
とりあえず食事に蒸し焼きブロッコリーを追加する所からでもどうでしょうか?美味しいし栄養つよつよです😋

 「最後に記す」としていた私自身が定義した幸せについてもここで触れておきましょう。それは"何かしらの対象に自分の思考体系を働かせ、それを言語化という形でアウトプットする"というものでした(対人ゲームや料理でも近い事が出来ますが、アウトプット先は言語という形の方が私には合っていました)。
つまりはこの文章を書いている事そのものがそうだという事ですね。
幸せ自体に"それが誰かに読まれる事"は含まれていない(アウトプットされた時点で完遂されている)ものの、それはそれとして自分が書いたものを読んでもらえるというのは喜ばしい事です。ありがとうございます!☺

恐らく次に上がる記事はこの辺りの事について書いているでしょう。
即ち「創作の本質は創る事にあるが、創作物の本質は鑑賞される事にある」のような内容です。
創作物が消費される時代、のような言説も見かけるような昨今ですが、創作物との向き合い方について考えた記事になっているので興味があればそちらも覗いてみてくださると嬉しいです。
それと今回の記事に内包するか迷って途中まで書き結局没にしてしまいましたが「幸福ってどういうものだと考えられるんだろう?」「幸福自体を挙げる事は難しいけど、生活の軸の代替としてこんなのどう?ゲーム紹介」みたいのもその内書こ~~~と思っています。
前者はざっくりし過ぎていますが、本記事で前提とした"幸福を仮定する"という行為の手助けや理解を深められる内容になる予定です。

 次回以降の記事内容を挙げて自分を追い詰めておいた所でこの記事の役割は終了です。
ここまで読んでくださってありがとうございました。何かの参考やきっかけになれば幸いです。

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