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採用について

去年の今頃は転職の意志もないままカジュアル面談を受けてたのに、今じゃその会社で採用について考えるようになっていました。
1年先ですら予測できません。くろひつじです。

まだほんの触りですが採用に触れる機会が増えてきているので、考えをまとめていきたいと思います。異論は勿論認めます。

採用の窓口について

現在採用は弊社webサイトの採用ページをメインに、Wantedlyや転職エージェントなど様々な窓口があります。

とはいえWantedlyはあまり頻繁に更新していないし、転職エージェント経由はあまりいい人が紹介されない傾向があるようで、全体的にコストパフォーマンスが悪い状況です。

なので、専ら最近はリファラルに注目しています。リファラルと言っても実際の知人・友人だけではなく、最近だとTwitterや情シスSlackなどより密度の濃いコミュニティでの募集が活発になってきているのもありますね。

実際情シスSlackでの採用募集チャンネルは10月だけで12件。必ずしも首都圏だけではないというのも、このコミュニティの懐の深さを物語っていますねー。

転職エージェントに選んでもらって〜より同じコミュニティにいるあの人がいる会社に二人目情シスとして一緒に働く!の方がイメージしやすいですし、何なら職務経歴書の書き方なんかもフォローしてくれる別の集まりがあったりしますし。
普段からどの程度情報収集をしているのか、困った時は人に頼っているのか、わかる情報・知見は共有しているのかなども見てたりします。

ただでさえ成熟するにはそれなりの年月が必要なのに、そりゃ市場に人が流れないわけですよ。

情シスの採用基準って?

情シスの採用というのは結構難しく
・明確な基準を出しづらい
・担当領域が広い
・でも何かしらの領域ではスペシャリストが求められる
・人柄も大事(ユーザーや顧客が社内の人間になるため)
という、いざ本気で探すとなると中々に見つけにくい人達だったりします。

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いや評価されないのは言い過ぎですが。

何らかの資格を持っている、何かしらのアプリケーションを自力で制作したなどの技術力ほど数値化・明確化しやすいものはなく、ヘルプデスクからベンダーコントロールや部門間調整などの主に人柄の要因が強い部分が重要になりつつも、とはいえプログラミングの経験もある程度欲しい(特に論理的思考能力)し最新情報へのアンテナも高い感度で備えて欲しいという、広く浅くでもいくつかは深い知見を求められるのが情シスの職能かなと思います。

「システムの導入から運用まで行った」と書かれていても、『ベンダーに丸投げして言われたことをやるだけ〜』から、『主体的にベンダーを動かしてテストや動作検証を自ら行い、全社展開までの部門間調整から細かいリクエストへの対応をした後、導入後も浸透するよう利用を促進しました』までありますので、職務経歴書だけじゃちょっと情報足りないんですよね。
指示待ち人間はいらないので。

どういう人を採用したいか

とまぁ色々と書きましたが、弊社の場合は(募集要件を満たすのは前提として)どちらかというと会社の文化や雰囲気との相性を重視している所があります。

中途採用でも即戦力を求めてはいないので、とにかく試用期間中はアンマッチがないかを徹底的に確認しています。
これは長い目で見ても双方不幸にならないための仕組みとして非常に有効だなと感じていますし、結果心理的安全性も担保されるので実力を十分発揮できるというわけですね。急がば回れです。

今すぐ転職を考えなくていいけども…

会社規模や文化・体制などから求められる能力はピンきりですが、概ねどの会社も共通して言えるのは「育てる環境がない会社では情シスは育たない」ってとこかなーと感じてます。
例え本人にやる気があっても会社がその熱意を受け止められる環境にないのであれば、モチベーションを維持し続けるのは非常に難しく、所謂やりがい搾取になってしまいがちです。

人間変えられるのは自分自身と環境だけなので、苦しい時は自分自身で一線を設けて、超えた場合はいつでも転職できるよう常に心づもりを持つことがひいては自分自身を守ることに繋がると思います。
極論会社はお金しかくれませんからねー。それ以外は基本自分で調達するしかないのです。(健康な体とか良好な関係の家族とか)

変化は急に訪れますので、常に備えは万全に。
幸運の女神には前髪しかないってやつですね。

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これほんと大事だなって思った。
あえて不遇とわかっていてもその場所に留まり続けることは「悲劇のヒロイン」に酔っているだけかも?気をつけていきましょう。

以下PRターイム

そんなわけで情シス転職ミートアップが11月10日(水)19時から実施されます!

今回は5社が勢揃いして会社紹介と実際に所属している社員からの内部の話が聞けるイベントになっています。
私も登壇しますので是非参加して採用ページから一歩踏み込んだ現場の意見を聞きに来てくださいね!

結局コレが言いたかっただけです!よろしくおねがいします!

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