登場人物ほぼほぼおっさんなのに死ぬほどかっこいい漫画

日本史は好きでしたか?ちなみに私はめっちゃ苦手でした。平安時代で力尽きました。(世界史派)

でも、高校の時の日本史の授業で覚えてるワード何?って聞かれて、たて穴式住居しか出てこないって人でも、きっと本能寺の変は聞いたことあると思います。

この度どハマりした漫画『信長を殺した男』は、いかにして本能寺の変に至ったかというのを明智光秀目線で描いているんですけど、これがありえないくらい面白いんですよ。

よく言われるじゃないですか、歴史を勉強したかったらまずは漫画を読んで云々、みたいなの。
でも私は「マンガでわかる日本史」みたいなやつでさえことごとく挫折しましたから。orz

そういう漫画ってなんだか「お勉強感」出ちゃうんですよね、いくら漫画であっても。そうすると「読みたい」「楽しい」って感覚じゃなくなっちゃって、自然と頭のどこかで「読まなきゃ」っていう感覚が生じるんです。

でもこの『信長を殺した男』はもう ONE PIECE 読んでる感覚で没頭してしまうんですよ。日本史苦手だったのにも関わらず。そして勉強している感ゼロなのに気づいたら戦国時代についてめっちゃ詳しくなっちゃっていてね、もう怖いですよね。

(明智光秀の末裔の方が書いてる本が原作になっていて、ちゃんと一級の史料に基づいた信ぴょう性のある内容なんです!)

しかしながら、ここまでどハマりした理由を考えてみたら、やっぱり絵がかっこよすぎるところだと思います。しびれちゃいますよね。

どのコマ切り取ってもめちゃめちゃかっこいいって何なんですかね。しかも登場人物ほぼほぼおっさんなのにですよ。おそらく全5巻のすべてのコマのうち、89パーセントはおっさんが写ってますよ(適当)

やはり一貫した芯を持ったおっさんはかっこいいですよね。本能寺の変という誰もが知っている結末へどのようにして至るのか。これから一気に物語が動くところですから、次巻が待ち遠しくて震えてますが、今後も渋いおっさんたちの活躍から目が離せませんね。

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