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明日からできる1ヶ月で20冊〜30冊の本を無料で読むちょっとグレーな速読法

私は速読をマスターしようと
一年以上かなりの時間とお金をかけて
勉強してわかったことがあります。

よくいるじゃないですか。

「毎日1冊は本を読んでいる」とか

「一年で500冊の本を読んでいる」とか

そういう話を聞くと
ついその勤勉さや
圧倒的向上心に圧倒されて、

そういうことができない自分は
なんと怠けているんだろうと

ついつい思ってしまいます。

でもそんなことはないんです。

こういうこと言うと
めっちゃ怒られそうですが

実は、1日1冊本を読んだり、
1ヶ月で20冊とか読めるようになるのって
すごい簡単なんです。

これは自分で速読を勉強していた
からわかったことだけじゃなくて

私自身、いろんな経営者や多読家と
会ってその人たちに

カラクリを聞いてしまったのです。

毎日仕事で忙しいはずなのに
ありえないくらい
めっちゃ本読んでるそういう人たちって

何が違うのかと言いますと

「圧倒的集中力!」


ではなく


隙間時間を有効に使う


「タイムマネジメント術!!」


でもないんですね。


そういう多読家の人が
圧倒的に違うのは

「読んだ」の基準なんですね。

どういうことかと言いますと

そういう人たちは
本一冊の中から自分にとって重要な
1ページを見つけて

そのページだけちぎって
あとは捨てちゃうんですよね。

自分にとって必要な1ページを見つけた
あるいはワンセンテンスを見つけたら

もうその本を「読んだ」
ことにしてしまうんです。

私が講演やセミナーで会った
実業家でかなり成功されてる人たちは
ほとんどこんな読み方をされてて

私も最初は
こんな読み方して読書だと言うのは
なんかずるいなと思ったんですけど

でも考えてみれば
何をもって読書とするのかはその人次第で

一冊を最後まで丁寧に読みこんでこそ
読書だと言う人もいれば

自分にとって必要なワンフレーズを
その本から見つけ出した時点で
読書の目的は達成したという人もいて

本の読み方に「正解」はないし
いろんな読み方があっていいんですよね。

私はじっくり最後まで読むほうが
好きなんですけど

自分にとって必要な1ページを見つけたら
目的達成というような速読もやります。

これができると余裕で
1ヶ月2、30冊読むことはできるんです。

だけどそんなに大量の本を買ったら
財政破綻の危機が迫るので

無料でたくさん読む方法として
ちょっとグレーだけどいい方法があります。

それはスマホを持って
週に1回本屋に行くというものです。

まずスマホのメモアプリを起動しておきます。
それで興味深い本があったら

その本の目次とまえがきをさらっと読んで
内容はこんな感じなのかとざっと把握します。

そして興味深い章だけに注目して
その章の太字になっている部分や
グッときたフレーズのみを拾って読みます。

そして、

このセンテンスは本当に覚えておきたい
というものだけを1個か2個
スマホのメモにメモるというものです。

立ち読みした上に軽くメモるという
図々しいこと極まりないんですが

本当にじっくり読みたい本があったら
そのときはちゃんと買うから…と
大目に見てもらいましょう。

「ほんとにこれで読書なの…?」
って言われそうですが

飛ばして読むというのは
れっきとした速読のやり方ですし
読書の方法に「正解」はありません。

どうしても違和感があったら
やめたほうがいいと思います。

でも私が思うに
読書のやり方も使い分けが重要で

飛ばし読みもやるけど
精読もたまにはする。

くらいの使い分けが
理想的かと思います。

やはり読書速度と読書の質は
トレードオフなところはありますから

本の内容の理解度で言えば
じっくりと時間をかけて最後まで読む
ことにはかないません。

だけど本を読むことは

必ずしも最初から最後まで
一字一句逃さずに読むことだけではない
と理解しておくことって

より読書の世界を広げること
なんじゃないかと思います。

だから今度から

「俺は1ヶ月で30冊の本を読んでいるんだ」
という人と会ったとき

もう、ビビる必要はありません。

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