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個人的においしくないと思った海外料理:海外行ってみた編集後記Vol.25

僕は海外料理はあまり食べたことがなく、海外によく行く人からは「もったいないよ」と言われるレベルなのですが、その理由は慣れ親しんでいるという点からも技術的な点からも日本料理が一番美味しいだろうと思っていることと、あるトラウマ体験が関係しているからだと思うんです。

ちなみにこれまで専門店で食べたことのある海外料理を挙げると、中国料理、インド料理、アメリカ料理、韓国料理、という感じです。日本に長年住んでいる人ならわりと誰でも一度は必ず食べているようなラインナップですね。

そしてもうひとつ、僕が海外の料理が苦手になったきっかけの料理があるのですが、それがトルコ料理です。

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そのときは友人に誘われてトルコ料理のお店に行ったのですが、店内は雰囲気のある素敵な内装の店舗でカップルのお客さんも多かったです。小さなお店で穴場的な場所にありました。お、これはいいぞ!と期待して注文した料理を待っていたのですが、見事に金属バットで打ち返されてしまいました。

まぁそのお店、一店舗の料理しか食べたことがないのでトルコ料理全般が個人的においしくないと感じるのかはわかりませんが、そのとき食べた料理は本当にキツかったです。食べていて気持ちが悪くなってしまったので半分以上残しました。

飲み物もトルコで有名お酒「ラク」というのを飲んだのですが、これまた香りとクセが強く、お酒の代わりに水ばかり飲んでいました。おそらく、僕は基本的に香りの強いハーブ系が苦手なので、特にクセが強いように感じたのだと思います(紅茶もあまり好きではない)。

僕といっしょに来た友人も僕と同意見で、彼が自分で誘った手前かなり困った顔をしていましたが、「もったいない」という気持ちが僕よりも何倍か強かったために無理矢理に口の中に料理を詰め込んでムシャムシャ食べていました。料理はお互いに共有するつもりで頼んだので、たしか僕の分も食べていました。

その間僕はおしゃべりを少し挟みながら人の食事をただただ見守っていました。何しにお店に入ったのかわかんないですよね笑。しかもきちんとした料理の専門店だからか、個人経営のお店だからか、それなりにお金も取られました。

それ以降、僕は海外の食べ物の全般がトラウマのようになり避けて通るようになりましたとさ(とはいえ、一応いつかは「トルコ料理おしかったよ!」と言えるような体験をしてみたいとは思っています)。

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しかしところで、トルコ以外の、最初の方に挙げた海外料理はどこもおいしかったです。日本に馴染みがあるというか、食べ慣れているからでしょうね。ひょっとしたらそういったお店の料理は日本人向けに味付けをカスタマイズしているのかもしれません。

人というのはやっぱり、過去の経験から自分が一番食べ慣れた料理が食べ物の味の好みになるようです。「お母さんの味噌汁が一番うまい!」という言葉はよく聞きますが、嘘でも誇張でもなく本当にそういう傾向があるんですね。僕はどっちかっていうとプロの料理の方がいいけれど笑。

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