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自分の可能性を狭めているもの

自分の可能性を狭めているものは自分でしかない。
クラスメートを見ていて、そのようなことを考えるようになった。

日本では、35歳を過ぎると転職ができなくなる、という話があり、
そのような言説が、日々のプレッシャーの中で働く一人一人に、
閉塞感を与えていると思う。

だけど、アメリカに来てみて、もっと色々な世界があることが見えた。

例えば、LLMに来ているクラスメート。
インドや中国からは大学を卒業してすぐ来る学生が多いけど、
韓国からは、40歳前後が多い。

検察や裁判所から派遣されて来て、戻るつもりという人もいれば、
ローファームから派遣されて来たけど、
いづれ自分のローファームを立ち上げるつもりという人もいる。
インドネシアからは、自分のローファームを立ち上げたけど、
更なるビジネスチャンスとネットワークの拡大を狙って、
留学してきた人もいる。

また、30代半ばの中国人のクラスメートの中には、
アメリカで弁護士資格を取って、家族でアメリカに移住しようと考えて、
夫婦で就活を頑張っている人もいる。

この他にも、アフリカで数年弁護士をやった後に留学して来て、
国連への転職を目指している人もいるし、
逆に、南米から欧州の大学院に留学した後、国連に就職し、
紛争地域で働いて来たけど、
もっと家庭と仕事を両立できる道に進みたくなって、
アメリカの弁護士を目指している人もいる。

日本から来たクラスメートの中にも、
LLM卒業後にMBAに進学予定の人や、
アメリカのローファームで研修する予定の人、
コンサル等の新しいキャリアに進む人など、
色々な道に進む人がいる。

カリフォルニアでは、ローファームでVC部門を持っているとこもあるし、
起業家出身の弁護士や、弁護士から起業家になる人も多い。

起業という選択肢に目を向ければ、
Day Oneから世界に目を向けて、
グローバルなチームで検討を進めるべきということがよく言われる。
オンラインMBAを活用すれば、住んでいる場所に限らず、
世界のクラスメートと繋がり、
大きなビジネスに挑戦していくこともできる。

DAOはグローバルなチームでビジネスを進めている例だと思うし、
コインベースはオフィスを持たず、
オンラインベースのチームで上場を実現させたとか。

留学の良いところの一つは、色々な人や情報に触れて視野を広げること。
視野が広いと、新しい可能性に気づきやすくなる。

二年間の留学期間もあと数ヶ月。
最後まで、全力で駆け抜けて行きたい。

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