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大阪チタニウム[5726] 東証P

2022/11/07
大阪チタニウム[5726] 東証P

概要:チタン加工製品大手


スポンジチタン、チタンインゴット四塩化チタン ・水溶液
フェロチタンなどの製品を製造販売
 高機能材料製品は世界有数の技術力を持ち他企業からの信頼も厚い。
製品の用途は幅広く航空機のエンジンや発電所やプラントの熱交換器や配管そして半導体のスパッタリングターゲットまで多岐にわたる。
輸出量も多いため現在の円安はメリットである。

ファンダ:(百万円)


2023期第2四半期決算は非連結(これをもとに算出)
売上高19632 営業利益2017 経常利益 2906 純利益2192EPS59.59円
通期 43000       3000      3900    2900   78.81円

発行済株式=36,800,000  浮動株=22.7% 
信用買い=2,482,700 信用売り残=1792100

純資産=28680百万円 予想配当=20円 BPS=779.34円予想PER=57.6倍

業績は半導体材料、球状チタン粉末、輸出スポンジチタン需要増で
チタン事業では売上高17407百万で76.1%増加し高機能材料分野の半導体材料、粉末チタンなどは売上高2224百万円で48.4%増加した。
 チタン加工品の需要増加もあり、円安での為替メリットもあって売上、利益ともに良好な形での決算を迎えた。

今回EPSが59.59円だったのに対し通期EPSが78.81円ということだが円安がこれからも想定より進む可能性があり新型ウイルスの終息や半導体製造の増加でチタン加工品のさらなる需要増も見込めるため、さらなる業績修正が行われる可能性がある。
信用残は拮抗中であり出来高の数%程度で無視できそう。
PERは割高を示していてここはマイナス材料。
チタン価格は今のところ安定しており問題はない。しかし地政学リスクがあるためこちらも懸念材料ではある。

チャート


日足出来高の上昇で総株式の3/1の出来高を構築
日足MACD突き抜けから乖離が進んでいる。
日足チャート5日線が25日線上昇中からの乖離なので上昇傾向が続いている。
75日線上昇=中長期で上昇が見込まれる。
週足
全足が上昇からの5日線乖離
週足MACDもう一度GC

以上の上昇シグナルとファンダメンタルズを見て目標株価は5000円ぐらいだと見ています 

この記事は社会や経済を知る目的として作成されたものであり、何らかの取引を誘引するものではありません。事前に調べていますが正確性・完全性を保障するものではありません。この記事に起因して閲覧者様及び第三者に損害が発生したとしても執筆者、この記事に関する第三者は一切の責任を負わないものとします



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