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必勝!VCの投資術

こんにちは。けいえすです。

昨夜放送のOFFRECO.について、つぶやきます。

この回そのものは、ベンチャーキャピタル(VC)とは何なのかを初心者でも分かり易く、笑いを挟みながら説明してくれるので、非常に楽しめた回でありました。

つぶやき1

まずVCに対しての印象が変わった。

これまでは、いかにリターンを最大化することに重きを置いて、V経営者のビジョンや世の中に与えるインパクト、つまりは志に対しての投資ではないのかな、という勝手な印象を持っていました。(とくにこの世界に対してはかなり自分も無知でした・・・)

当然、投資化から集めた資金なので、コミットしているだけのリターンは産み出す必要はあるものの、V経営者の見極め方が視野広く、視座高く、鋭い視点で見ているのだと感じました。


印象に残ったのはユーグレナCOO兼リアルテックファンドの永田さんのコメント。
「未来は誇張しろ。今は誇張するな。」
登山に例えると、今現時点が実際に山の何合目にいて、何の装備が足りていなくて、天候がどうなっているのか、を誇張せずにきちんと伝達できなければ、登頂に向けての支援が正確にできず、登頂は未達に終わるだろう。

一般的なビジネスにおいても同様のことが言えて、今を誇張してしまうと、結果辻褄が合わなかったり、その先の進め方を誤ったりしてしまう。

若手ビジネスマンに結構ありがちで、自分で上手く進められていない事実を誇張で塗り固めようとする。私も若い頃は塗り固めがちで、結局周りは上手くサポートできずに、終盤に近付いたタイミングでむちゃくちゃな軌道修正を要し、結果としてより大きな迷惑をかけてしまっていた気がします。

若干VCの話とはズレてはいますが、何事も無理な誇張をせずにきちんと正確な情報・状況を伝えることが、成功への近道なのだと感じた。

つぶやき2

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上の図のように、CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)とVC(ベンチャーキャピタル)の違いはよく分かります。また、両社の立ち位置や、最終的な目的も良くわかります。

日本においては、大企業の中にこそ様々なテクノロジーの基礎研究や、新規事業はうごめいていると感じる。私の属している企業も、いわゆる大企業というやつで、何かと大企業病と言われたり、ベンチャースタートアップや米国GAMFAと比較されがちだ。

しかし中にいると、決して世のベンチャー企業と比べて、新しいことへの取り組みをしていないわけではない。むしろ、企業の母体そのものがデカいので、数だけでいったら引けを取らない。

なのに何故、日の目を見ないのか?

リクルートのように新規事業を永続的・連続的に興していくという企業文化・風土がそもそも経営層を中心に意識が薄く、いかに今の主事業を微妙に変化させつつも生き永らえさせるか?が、どの大企業も抱えている課題なのではないだろうか。(イノベーションのジレンマではないが、それに近い感覚)

社内ベンチャー制度をとっている企業も少なくない。しかし、リクルート以外であまり上手くいっている事例を聞かない気がしている。

どのような社内ベンチャー制度を設計しているか次第ではあるが、私の会社の人の話を聞くと、どうしてもスピード感や予算ありきでの開発しかできず、思った通りに進められないことが多いようだ。

大企業も自社だけでは抱え込まず、事業子会社化しても一事業のままでもいいのですが、もっとオープンに資金調達をできるような仕組みがあると、大企業社内ベンチャーがより育つではないかと思う。

もちろんその利益をどのように誰と分配するか?情報や技術の流出の懸念など、様々な課題はあるが、大企業内に埋もれてしまっている基礎研究や技術、ノウハウ、アイデアをもっと開放することで、新しい発明や製品、サービスも生まれてくる気がしている。



他にもOFFRECO.について書いています。酔っぱらいながら書いたせいか、内容がとっちらかっています・・・・整理しないといけませんね。


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