北山達也

■理学療法士(認定理学療法士:運動器) ■高校野球トレーナー ■C-I Basebal…

北山達也

■理学療法士(認定理学療法士:運動器) ■高校野球トレーナー ■C-I Baseballサポートメンバー ■encounter school 投球障害肩 ■千葉県/流山/野田/柏/松戸

マガジン

  • 野球トレーナーマニュアル

    【C-I Baseballトレーナーのトレーナーマニュアル】 投球障害肩・肘、腰痛、捻挫、肉離れ、下肢障害など野球におけるケガの関りを専門的にまとめていきます。それぞれの病態・動作分析、評価(アプローチ)、トレーニング、段階的な復帰プログラム・復帰後のカラダづくりについて、野球現場で活躍する5人のトレーナーがお伝えしていきます!

  • トレーナーメモ

    • 51本

    野球現場で活動するトレーナーが現場帯同で経験した内容を配信していきます。

最近の記事

投球動作におけるlate cocking~follow through phaseの下肢機能

C-I Baseball 1期生の北山です。 今回はサポートメンバーの配信となります。 はじめに今回は投球動作においてもバイオメカニクス的観点から解説し、それらに対するトレーニング方法などを紹介していきたいと思います。 一般的には下記のような投球フェーズを用いることが多いと思います。 しかし今回は最大膝挙上位からフットコンタクト(SFC)までを100%time、SFCからボールリリースまでを200%timeとした投球フェーズを用いて説明します。 SFC前後での下肢機能

    • 投球動作におけるearly cocking phaseの軸足機能ついて

      はじめまして。 C-I Baseball1期生の北山達也と申します。 サポートメンバーによるnoteシリーズ第4弾となります! 今回私が書かせていただく内容は、投球動作におけるearly cocking phaseの軸足機能ついてになります。 私自身は整形外科病院に勤務する傍ら、高校野球のトレーナーとしても活動しております。 はじめに実際にみなさんは投球動作中の軸足についてはどのようなところをみられていますか? これは言い換えると「下半身が使えているか」どうかをみてい

      • ただ曲げてるだけじゃダメ!股関節を柔らかくするポイント③

        近年、股関節が重要であると老若男女問わず言われるようになりました。 そしてメディアや雑誌、SNSなど幅広い媒体で股関節の運動が紹介されています。 しかし股関節が重要であることを知っていても、股関節についてきちんと理解をしている方はどれほどいらっしゃるでしょうか? 私は整形外科に勤務する傍ら、高校野球のトレーナーなどを通してたくさんの選手に会ってきましたが、具体的に理解している選手はほとんどいないのが現状です。 「股関節を曲げるのが硬いから、ただ曲げるストレッチをしている

        • ただ曲げてるだけじゃダメ!股関節を柔らかくするポイント②

          近年、股関節が重要であると老若男女問わず言われるようになりました。 そしてメディアや雑誌、SNSなど幅広い媒体で股関節の運動が紹介されています。 しかし股関節が重要であることを知っていても、股関節についてきちんと理解をしている方はどれほどいらっしゃるでしょうか? 私は整形外科に勤務する傍ら、高校野球のトレーナーなどを通してたくさんの選手に会ってきましたが、具体的に理解している選手はほとんどいないのが現状です。 「股関節を曲げるのが硬いから、ただ曲げるストレッチをしている

        投球動作におけるlate cocking~follow through phaseの下肢機能

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        記事

          ただ曲げてるだけじゃダメ!股関節を柔らかくするポイント①

          近年、股関節が重要であると老若男女問わず言われるようになりました。 そしてメディアや雑誌、SNSなど幅広い媒体で股関節の運動が紹介されています。 しかし股関節が重要であることを知っていても、股関節についてきちんと理解をしている方はどれほどいらっしゃるでしょうか? 私は整形外科に勤務する傍ら、高校野球のトレーナーなどを通してたくさんの選手に会ってきましたが、具体的に理解している選手はほとんどいないのが現状です。 「股関節を曲げるのが硬いから、ただ曲げるストレッチをしている

          ただ曲げてるだけじゃダメ!股関節を柔らかくするポイント①

          試合期のセルフケアー下肢ー

          いつもC-I Bacaballの記事をお読みいただきありがとうございます。 C-I Baseball育成メンバーの 北山達也 です! 今回は下肢に対する試合期のセルフケアについて紹介していきます! 練習や試合後のケアは翌日以降のパフォーマンスや障害予防に関連してくるため必ず行う必要があります。 リカバリーについては 佐藤康さん がわかりやすくまとめているのでこちらをお読みください! また試合期のセルフケアー肩関節ーについては 新海貴史さん がわかりやすくまとめているの

          試合期のセルフケアー下肢ー

          バッティングパフォーマンスUPー体幹編ー

          いつもC-I Bacaballの記事をお読みいただきありがとうございます。 C-I Baseball育成メンバーの 北山達也 です。 今回は第2弾、バッティングパフォーマンスUP~体幹編~です。 第1弾のバッティングパフォーマンスUP~上半身編~はこちらになります。 バッティングにおける体幹の運動 バッティング動作において体幹は胸郭・骨盤を中心とした回旋運動が主な運動となります。 強い回旋運動を行うためには上半身と下半身の捻転差を生じさせる必要があります。 バッティ

          バッティングパフォーマンスUPー体幹編ー

          投球パフォーマンスUPトレーニングAcceleration期~Follow-through期

          いつもC-I Bacaballの記事をお読みいただきありがとうございます。C-I Baseball育成メンバーの 北山達也 です。 全3回にわたる投球パフォーマンスUPトレーニングの第3弾、最終回です! 今回は、【Acceleration期~Follow-through期】について紹介していきます。 【Wind-up~Cocking期】、【Cocking期~Acceleration期】はこちらをご覧ください。 【Wind-up~Cocking期】 津田航さん 【Coc

          投球パフォーマンスUPトレーニングAcceleration期~Follow-through期

          野球選手のためのテーピング ー手関節・手指ー

          いつもC-I Baseballの記事をお読みいただきありがとうございます。 C-I Baseball育成メンバーの 北山達也 です。 これから現場に出ようと準備されている方の中でやはり欠かせないのが「テーピング」ですよね。 なかなか臨床でテーピングを巻く機会が少ないためテーピングの巻き方の勉強に時間を割けない方もいらっしゃると思います。 C-I Baseballではそんな方のためにシリーズ化して各部位のテーピングの巻き方を紹介しています。 今回は野球現場でニーズの高い「手

          野球選手のためのテーピング ー手関節・手指ー

          投球障害予防トレーニングー下肢ー

          いつもC-I Baseballの記事をお読みいただきありがとうございます。 今回は投球障害予防トレーニングの下肢編について紹介していきます。 投球障害予防チェックポイントの下肢編についてはこちらをお読みください。 https://note.com/hrkw971105/n/na0f94bea110e 投球動作と下肢の関係投球動作は下肢→体幹→肩・肘の順での全身の運動連鎖であり、下肢は土台となる部分として重要であります。つまり土台である下肢機能が低下することによって全体的

          投球障害予防トレーニングー下肢ー