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わずか「1日5分」でも、いつしか習慣になる

本記事は昨日の記事の続きですが、本記事だけ読んでも問題ありません。
昨日の記事にご興味があれば、本記事の最後にリンクを貼っておくので、お目通しいただければ嬉しいです。

と言うわけで、以下本文です。

■  行動に移すための2つの仕掛け


やりたいことがあるのに、時間がないことを理由に諦める人は少なくない。

しかし、多くの人は時間ができたとしても行動に移さない。
それが、自分のやりたいことであっても、だ。

早々に手を出せば良いのに、「もう少ししたらやろう」などとダラダラしてしまい、気が付けば時間が過ぎてしまう。そんな経験は誰でもあるだろう。(もちろん、私もだ)

これはモチベーションの話ではない。そもそも、自分のやりたいことに対してモチベーションは関係ないはずだ。

では、せっかく時間ができたの、自分のやりたいことすら行動に移せない原因は何か? 

自分がやりたいことを行動に移すための、”2つの仕掛け”を日常でしていないことに原因がある。

その2つの仕掛けとは「習慣」「体力」である。


■ 無意識レベルの「習慣」にする


1つめの仕掛けは「習慣」である。

急に面倒な話になったと思われるが、ご了承いただきたい。
しかし、いざ時間ができたのになかなか着手しないのは、心のどこかで「面倒くさい」「後でいいか」と思っているからだ。

では、「面倒くさい」と思わないようにするにはどうすれば良いか?
それは「面倒くさい」とすら思う暇を与えないくらい迅速に行動するか、または無意識レベルで体が動いてしまうようにするしかない。

・・・と、前者ができる人ならば、この記事は読んでいないだろう。迅速に行動できないから悩んでいるのだ。と言うわけで、後者の手段しかない。

では、無意識レベルで体が動くようにするには、どうすれば良いか?
それこそが「習慣」にすることである。

どのくらいのレベルにすれば良いかと言うと、「お腹がすいたら冷蔵庫を開けてしまう」とか「暇ができたらスマホを手に取る」くらいにすれば申し分ないだろう。

だからと言って、自己啓発セミナーみたいに「動機付けをしましょう」「目標設定をしましょう」なんてことをしなくても良い。(そんなことしたら、余計に面倒くさい)

まず、習慣にするために覚えておいていただきたいことがある。それは、
「まとまった時間できたらやろう」という考えをやめることだ。
また、「一度にまとめてやってしまおう」という考えも手放そう。

現代人は特に、時間と行動を脳内でシミュレーションして生きている。
そのため、時間や量に広い幅を持たせると「こんだけ時間がかかると何だか面倒だな」とか「こんだけの量をやるのは億劫だな」となってしまい、自分のやりたいことに対してプレッシャーがかかってしまう。

ならば、いっそプレッシャーになる考えをやめたほうが良い。


■ まずは「1日5分」で習慣化していく


また、運動や勉強においても「時間ができたら運動しよう」「時間ができたら勉強しよう」と思っていたのに、その時間ができたのに、ジャージに着替えるのが面倒になったり、机のうえにあるテキストを開くのすら面倒に思えるものだ。

こうなると、せっかく早く仕事を終えて帰ってきたのに、スマホを眺めながら「もう少ししたらやるか」「でも面倒だな」という無駄な葛藤をして、気が付けば残業した日と同じ時間になってしまう。

もう、まとまった時間でやるのはやめよう。たくさん時間をかけたところで、自分の好きなことを習慣とならないし充実した時間も過ごせない。

いっそ、もっと短時間でできるレベルまで落とそう。

まずは「1日5分」から始めよう。

1日5分ならばプレッシャーも少ないし、残業など多忙でも「まあ、5分くらいならできるか」とできる。

そして、1日5分という「小さな習慣」を積み重ねてみてほしい。
それはいつしか、本当の習慣につながる。
気づいたら、日常で自分の好きなことをしているようになっている。


■ 「1日5分」は馬鹿にできない


「1日5分じゃ意味がないのでは?」と思われるかもしれない。
いやいや、1日5分を馬鹿にしてはいけない。

1日5分を30日やれば150分、つまり1ヶ月でに2時間30分。
1年間続ければ約30時間だ(計算が間違っていたらご指摘ください)。

1000時間の法則とやらまではいかないにせよ、何となくでも1日5分をやる自分とそうでない自分では、1年後に大きな開きが出ることは明確だ。

また、まとまった時間や一度にたくさんの量をこなすよりも気楽である。

勉強の習慣を身に付けたいならば、「テキストを1日10ページ読むぞ」と意気込むよりも、「はじめは理解できなくてもいいから1日5分読もう」としたほうがプレッシャーも少ない。

運動の習慣も同様で、家に帰ってから着替えてランニングするのも良いが、帰宅前に5分ほど遠回りしての散歩から始めるほうが良い。

このように、1日5分の取り組みは「習慣」になる。
生活の一部と言うか、何も考えず自然とやってしまう「癖」になる。

自分がやりたいことが習慣になると、意図せずまとまった時間ができたとき「いつもは5分だけれど、今日は少し長めにやろっかな」と気持ちに余裕が生まれる。

勉強ならば「5分過ぎたけれど、もうちょっと読んでみよう」と思ったり、運動でも「体が温かくなったから、もう少し長めに歩いてみよう」と思うこともある。それぞれ、「5分やる」がトリガーとなっているのだ。

日々の小さな習慣は、たしかに身につくまでに時間はかかるが、積み重ねるほどに、結果的に自分が本来抱いていた目的を達成するための仕掛けになっていることはお分かりいただけると思う。

■ 最後に


さて、2つ目の仕掛けである「体力」について説明しようと思う・・・が、昨日に続いて今回もまた、この先を書くと文章が冗長となってしまうので、続きは次回に持ち越そうと思う。

文章を書いていると、同じことを何度も書いていることもあるだろうが、どうしてもダラダラと長くなってしまう。
そうなると、読み手もしんどくなってしまうだろうから、文章全体を削るか記事を分けるかという手段になってしまう。

まあ、このようなあり方もまた、プレッシャーを少なく続けるコツなのかもしれない。(そもそも個人ブログなのだから、決まりもないし)

それに、本記事の続きにつながる話だが、疲れている状態でブログを書いたところで考えもまとまらないし、余計に無駄な時間もかかる。
だったら、良いところで切り上げたほうが良いだろう。

・・・という言い訳めいた独り言として、本記事を締めることとする。

ここまで読んでいただき、感謝。
途中で読むのをやめたかたへも、感謝。

(昨日の記事はこちら ))


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