ktate

介護施設の経営者。 【キャリア】訪問介護の管理者、サービス提供責任者、ヘルパー、介護タ…

ktate

介護施設の経営者。 【キャリア】訪問介護の管理者、サービス提供責任者、ヘルパー、介護タクシーの運転手、介護施設の廃止経験あり。

最近の記事

他人の「できない」を責める暇があったら、 自分の「できない」を「できる」に変える時間に使いたい。

    • 文章スキルは「読み手の定義」と「他人に伝える」ことの習慣

      本記事は、介護記録をはじめとした「文章を書くのが苦手」という人たちを主たる対象にした記事です。 これを読んですぐに文章が書けるようになるわけではありませんが、すくなくとも「なぜ自分は文章を書くのが苦手なのか?」を知るきっかけになれば幸いです。 ■ 文章を書くのが苦手問題 「介護記録の書き方が分からない」 「介護記録は何を書けばいいのか分からない」 このような悩みを抱える介護職員は少なくない。 それに対して介護記録の書き方に関する書籍はたくさん出ているし、記録作成のため

      • 世の中はどんどん面白く変化しているから、現状維持なんて 人生はつまらない。 面倒でも分からなくても、グダグダでも馬鹿にされてもいい。 失敗というエラーをメンテしながら、何とか乗り越える。 寝るときはヘトヘトになるほど、自分をアップデートできる 毎日を送りたい。

        • 「この人はできない」と最初から決めつけていないか?

          ■ その評価は適切か? 「この人は仕事ができない」 「この人は理解力がない」 自分に対して、他人がこのような評価をしているとしたらいかがだろう? ―― 決して良い気持ちはしないはずだ。ひどく落ち込むことだろう。 そこで相手の評価を見直してもらおうと頑張るものの、相手の評価がすぐに変わることはなかなかない。人間という生き物は、他人に対して抱いた最初の印象を簡単に変えることはできない。 もちろん、相手の印象を上書きすることはできる。しかし、それはじっくりと時間をかけて信頼

        他人の「できない」を責める暇があったら、 自分の「できない」を「できる」に変える時間に使いたい。

        • 文章スキルは「読み手の定義」と「他人に伝える」ことの習慣

        • 世の中はどんどん面白く変化しているから、現状維持なんて 人生はつまらない。 面倒でも分からなくても、グダグダでも馬鹿にされてもいい。 失敗というエラーをメンテしながら、何とか乗り越える。 寝るときはヘトヘトになるほど、自分をアップデートできる 毎日を送りたい。

        • 「この人はできない」と最初から決めつけていないか?

          まだ使えるものを活用し続ける「もったいない精神」は 物に溢れている現代において大切な考えである。 だからと言って「どこかで使う」「何かに使う」として 無闇に使わない物を溜め込むことは違うと思う。 無目的に1年以上放置している物は、捨てたほうが良い。

          まだ使えるものを活用し続ける「もったいない精神」は 物に溢れている現代において大切な考えである。 だからと言って「どこかで使う」「何かに使う」として 無闇に使わない物を溜め込むことは違うと思う。 無目的に1年以上放置している物は、捨てたほうが良い。

          人手不足の現代、経営や働き方の考え方はこれまで通りで良い?

          ■ 人手不足と経営視点 最近、人事体制を見直している。 そこで改めて「人手不足とはどういう状況か?」を考えるようになった。 人手不足とは、職場全体で必要な業務量に対して、そこで働く労働者1人あたりの業務量が過剰な状態として捉えられている。 介護業界に限らず、現代において国内ではどこも人手不足である。 そして「業務負担が大きい」「過重労働である」という不満をあちらこちらで耳にする。一部では「日本は終わった」などと言われている。 ――― ここで思考をストップしてはいけ

          人手不足の現代、経営や働き方の考え方はこれまで通りで良い?

          職場で備品を買うとき、確実に使用する・使い切る見込みが あるならば問題ない。 しかし、「あれば使う」というレベルの動機で購入すること は推奨しない。 なぜならそれは「なくても問題ない」ということだから。 「一応、予備も買っておこう」も同様。絶対に使わない。

          職場で備品を買うとき、確実に使用する・使い切る見込みが あるならば問題ない。 しかし、「あれば使う」というレベルの動機で購入すること は推奨しない。 なぜならそれは「なくても問題ない」ということだから。 「一応、予備も買っておこう」も同様。絶対に使わない。

          せっかくデジタル管理されている情報を「紙で保管しておけば安心」とわざわざ印刷する非合理さよ

          介護サービス事業は保管書類がやたら多い。 利用者情報の管理や記録作成などはデジタル化がそれなりに進んでいるが、それでも書類が多い。 中には「これは何のために保管しているの?」という書類もある。 さらに、クラウド管理されている情報や記録すら、わざわざ印刷して保管していることもある。 この手の書類を印刷してファイリングしている担当者に聞くと「前の担当者からそう引継ぎされたので」「この職場ではそのような体制になっているので」という理由になっていない理由を言われる。 こちらの意

          せっかくデジタル管理されている情報を「紙で保管しておけば安心」とわざわざ印刷する非合理さよ

          基本的なことを知らないと、スタートラインにすら立てないし 誰も話を聞いてくれない。 インプットが足りないと、発想というアウトプットに至らない。 現状維持もできず廃れてしまう。 だから勉強って大切なのだなぁと、最近気づいた。

          基本的なことを知らないと、スタートラインにすら立てないし 誰も話を聞いてくれない。 インプットが足りないと、発想というアウトプットに至らない。 現状維持もできず廃れてしまう。 だから勉強って大切なのだなぁと、最近気づいた。

          統一した介助手順や使用物品が、気が付くと変わっていることのリスク。まずは「伝える」ことの重要性

          介護サービスは、1人1人の高齢者に適した支援を行う。 対象となる高齢者の身体および生活の課題解決のため、ケアプランを作成してチームプレイで支援に臨む。介助手順や使用物品も統一する。 しかし、何かのタイミングで介助手順や使用物品が変わっていることに気づくことがある。 その原因の多くは、介護職員のその場の思いつきである。 その場の思いつきで行ったことが功を奏したことから、それが一部の職員に伝聞されて何となく広がり、気が付くと手順や物品が変わっていくのだ。 もちろん、統一

          統一した介助手順や使用物品が、気が付くと変わっていることのリスク。まずは「伝える」ことの重要性

          「こんなの常識だろう」って言いたくなる時がある。 でも、そんな台詞を言えるほど、自分は一般常識や 世の中のあれこれを知っているわけでない。 自分の無知さを思い出せたら、常識という名のエゴを 振りかざすなんて馬鹿な真似をせずに済む。

          「こんなの常識だろう」って言いたくなる時がある。 でも、そんな台詞を言えるほど、自分は一般常識や 世の中のあれこれを知っているわけでない。 自分の無知さを思い出せたら、常識という名のエゴを 振りかざすなんて馬鹿な真似をせずに済む。

          「業務優先な介護」について考える

          介護施設では1日の流れが大まかに決まっている。 基本的には利用者の意向に合わせるものの、ご飯の時間や入浴の時間などは共同生活の場として決めざるを得ない。 もちろん、自分で買ってきたご飯を好きなタイミングで食べたり、就寝時間が過ぎても夜更かししてテレビを観ていることだって可能である。 しかし、どうしても施設としてのルールを利用者に強いることがある。 利用者の栄養管理や規則正しい生活を維持するといった意味があるし、何より利用者の生活を支援する施設職員の時間と人員には限りが

          「業務優先な介護」について考える

          「自分の人生はこんなはずじゃなかった」と嘆く人を見ると どのような人生だったら満足するのだろう、と疑問を抱く。 たぶん、その人にとって満足できる人生のビジョンが不明確 だから不満な毎日を送っているのだろう。 ならばせめて、今いる環境で少しでも楽しめる方法を考えて みるのが吉。

          「自分の人生はこんなはずじゃなかった」と嘆く人を見ると どのような人生だったら満足するのだろう、と疑問を抱く。 たぶん、その人にとって満足できる人生のビジョンが不明確 だから不満な毎日を送っているのだろう。 ならばせめて、今いる環境で少しでも楽しめる方法を考えて みるのが吉。

          介護現場と事業経営を通じて得られた「利他」の精神

          ■ 「利他」とは何か? 「利他」という言葉がある。 これは京セラの創業者であり、日本航空(JAL)を再建した稲盛和夫氏が提唱していたことからご存知の方もおられると思う。 意味としては「自分のことより他人のこと」である。 何だか自己犠牲のような思われがちだが、これはあくまで結果論である。 いつの世も社会で成功している人は、逆説的な考えとして自分のことよりも他人のことを考えて行動している。 ビジネスにおいては、商品開発やマーケティングを進めるにあたり、「自分はこのような

          介護現場と事業経営を通じて得られた「利他」の精神

          挑戦するとき「失敗を恐れずに行動する」というより、 「失敗を当たり前として行動する」と考えると割と気楽。 もちろんそれなりの準備は必要だが、ある程度の段階で 頭を空っぽにして馬鹿になって飛び込む。 その結果がどうであれ、あれこれ考えて行動しないより やりきった感が得られる。

          挑戦するとき「失敗を恐れずに行動する」というより、 「失敗を当たり前として行動する」と考えると割と気楽。 もちろんそれなりの準備は必要だが、ある程度の段階で 頭を空っぽにして馬鹿になって飛び込む。 その結果がどうであれ、あれこれ考えて行動しないより やりきった感が得られる。

          高齢者に「何かしてあげなきゃ」と焦ることはない

          ■ 「できること」「できないこと」の見極め 高齢者介護では、自立支援をもとに「できること」「できないこと」を見極めて支援をすることが基本となる。 しかし、過度に「これは本人ができるから放っておこう」とか「あれはできないから即座に介助しなければ」と思うのも違う。 本人ができないと思い込んでいることもを、声掛けによる促しや少し手を貸すことで「できること」と気づかせることも介護である。 反対に、できないことを本人がやろうとすることもある。そこに対して介護者が防波堤のように立

          高齢者に「何かしてあげなきゃ」と焦ることはない