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J( 'ー`)し かーちゃんの今

 こんにちは、てうちかです。札幌で一児のかーちゃんをしています。
 noteではかーちゃん自身のことをつらつら書いていきますよ。前回は過去のことが多かったので、今回はごく最近のことを語ります。
 最近は天気の良し悪しで気温の変化も激しいですから、無理せずに行きましょうね。


かーちゃんになる話

 息子が1歳になった今となっては、己をかーちゃんと呼ぶのも慣れたものですが、実はかーちゃんは不妊症で10年くらい悩んでいました。左右両方の卵管が詰まっていて、卵子が子宮に届かない状態です。なのでどう頑張っても自然妊娠不可能なんですね。
 でも今は息子が横で寝ています。いつ見ても寝顔が愛らしい。たまに白目むいてても可愛くて仕方ないです。ホルモンがどばどば出る感じがします。

不妊治療の保険適応

 2022年4月から不妊治療が保険内でできるようになりました。30歳を過ぎてから結婚して5年、こどもがいなかったかーちゃんはこのニュースに飛びつきました。
 夫は常に「やりたいようにおやり」のスタンスだったので、状況を話してクリニックに引っ張り出したところ、長い待ち時間に辟易しながらも精子の採取に協力してくれました。
 かーちゃんも卵子を育てて採取。卵子は一回でたくさんとれるものではないので、ホルモン剤を飲んだり注射したりでなるべくいっぱい育てましたよ。採取前はお腹の左側がぴりぴりしました。卵巣ぱんぱんだったのかしらね。
 年齢的にも急ぎなので体外受精の上位版、顕微授精をしてもらってお腹に戻したのが7月。無事着床、拍動確認、妊娠成立と、とんとん拍子!卵管以外に問題がなかったのは救いでした。
 不妊治療については需要がある気がするので、今後もう少し詳細に書いてみようかな。

入院、帝王切開

 妊娠中、高血糖を指摘されたものの息子はお腹の中で元気に成長して出産予定日より二週間早く帝王切開になりました。春生まれの3500グラムに迫る大きな赤子。産声から若干デスボイスというユニークベビーが生まれました。
 その後は一時的に麻酔で足が不自由になりつつも、新生児のお世話という初体験に追われあっという間に退院。ちなみにお腹の傷はけっこう大きくて、保護テープをすぐ外してしまったせいか太めのミミズ腫れになって未だにピリピリ痛みます。
 この入院で数人お話しできるママさんがいたのですが、同室ママさんと連絡先交換し忘れてしまったのが悔やまれます……っ!が、別室ママさんひとりとはいまだにやりとり続いてます!人見知りのかーちゃんにとって大事件なのよさ!

ホルモンってほんとうに不思議

 退院後、実母と義母がかわるがわるお世話しに来てくれてとてもありがたかったのですが、この頃のかーちゃんは大分不機嫌だったと思います。ガルガル期です。申し訳ない。
 産後のホルモンの変動は自分でもわかるくらい異常。まず一番びっくりしたのが、こんなにも自分以外のなにかを愛せるんだという実感でした。ほんとうに延々子の顔を見ていられました。呼吸してるだけで偉い。生きてるだけで尊い。この頃はことあるごとに(何もなくても)感動して泣いていました。

 あまりにも大事なものを手にしてしまったかーちゃんは、息子を守りたくてしかたなかったんでしょうね。ふだんずぼらな人間なのに消毒やミルクの時間管理なんかをとってもきっちりやっていて、やや出の悪いお乳は搾乳して与えます。3時間に1回ミルクをやっているのに別で搾乳もしているので睡眠時間がアホほど少なくなりました。
 寝不足と過保護が原因で、近づくもの皆傷つける勢いでギャンギャン文句を言っていたような気がします。息子が愛しすぎてなりふり構っていられません。今となってはごめんなさい。

 これもホルモンの関係かもなのですが、この頃に覚えた童謡はなぜかとてもしっかり記憶しています。一年たった今はすでに忘れ始めてあたらしい歌も覚えられなくなってるんですが、この時期は記憶の定着がしやすくなるのかもしれませんね。
 定番だけど「あのときのあれ、忘れねぇからな!」という事件もありました。たぶん相手は覚えていないようなささいなこと……義理の母や夫に言われたあれこれ……忘れねぇからな!!

 産前産後の恨みは後を引くといいますものね。

息子一歳。かーちゃんはイライラ

 一年たってホルモンバランスも戻って来たのか、月経も順調に復活。産後のお腹が小さくなるのに合わせて帝王切開の傷も小さくなったのですが、生理に合わせてお腹の傷がうずくのはいつ頃よくなるのかなー。
 一歳になった息子は今日もかわいいです。前歯が8本になって、手づかみでごはんを食べられるようになりました。スプーンを持たせるとごはんを遠投するのはどうにかして欲しいですが、日々できることが増えてほほえましい限りです。

 そのほほえみの裏側で息子へのイライラも感じてますけどね。やっぱり育児はたのしいだけではすみません。

 ここしばらく、前回の記事で語ったような自分の性格が原因でのイライラという感覚を超越して「もーほんとどーにもならんのじゃい」という突然湧き上がるイライラに襲われることが多くなってきました。あんまりひどいので、最近はそうなる前に、夫に鞭うって息子と外出してもらうようにしています。
 産後のギャンギャンとも違うなんだこれ?生理が戻ってからだな?と考えてみたのですが、更年期症状では?との自己判断で漢方(命の母)を飲み始めたらすんと良くなってびっくり!飲み始めてからはとても穏やかです。

そして、母になる

 かーちゃんのメンタル、ひいては社会性というものはたぶん健康に支えられてるんだと思うんです。元気じゃないと他人を思いやれないのがかーちゃんです。
 かーちゃんが元気でいるためには、息子ビタミンDCビオフェルミングラノーラ。あとちょっとだけが必要みたいです。あ、あと命の母だ。今はこれらがそろっていて、日々人生で感じたことがないくらいの幸せをもらっています。
 こころの健康のためには、たぶんホルモンバランスが大事なんだと思うんです。食事睡眠運動が大事と言われるのはそれを整えるためなんだろうなと。息子のために元気で安定した母でいなければと思うことで、自然と整って来たんだろうね。

 ふだんから健康でメンタルにも問題ない人にはもしかしたら想像がつきにくいかもしれないんですが、天気や食事や環境(ストレス)でじぶんの気分や具合が乱高下する人って日常がとっても大変。さらに28日周期で変化するホルモンバランスに振り回されるタイプの人はもっと大変(これ、女性だけじゃないらしいです)。
 かーちゃんはいろんなものに振り回されすぎて、38年くらいじぶんを整える気力がなかったんですが、息子のためと思えば具合が悪くても整える努力が続けられました。一年で不眠と便秘と鼻炎がだいぶなくなったよー!

 息子に頼られる母になりたくて頑張ったら、ひとまず一般人になれた気がします。あとは仕事して息子の学費を稼げるようになりたいな。


かーちゃんの今

 そんなこんなで身も心も健康になったかーちゃんは、働くパワフルかーちゃんになりたいのでいろんなことを検討中。妊娠前まで勤めていたアルバイトはガチ目の肉体労働がつらかったので、在宅ワークが見つかればいいな。

 さらに言うと、今後の息子の学習費が全部公立で計算して760万ちょっとかかるので、それを補いつつ私立だったらこの3倍かかるから不労所得が得られるようになりたいんだよなぁ……と、今後働きつつ趣味をYoutubeとかで収入につなげらないかなぁ……などと考えています。
 ひとまずは、産後でじぶんをあまやかしていた部分を締めて、出費を減らすところからスタートです!

  • 洗濯はすすぎ水を使いまわすよ!

  • 4月はストーブ禁止でゆたんぽだよ!

  • 茶碗洗いはいままでの水量半分でやるよ!

  • 煮物はレンチンしてから圧力なべで煮込むよ!

  • 調理器具のあぶら汚れは拭いてから洗うよ!

  • 雪もとけてきたし、移動は歩くよ!

 すぐに手をつけられそうなのはこんなところかな。
 かーちゃんがんばるよ。

J( 'ー`)し かーちゃんのことは気にしないでいいよ。あなたのために使いなさい。