「しょうがない」という呪い
娘が生まれて3ヶ月、わたしが育児で闇落ちしていた頃のこと。人生で初めて「しょうがない」という言葉の恐ろしさを知りました。
妊娠・出産を終えたわたしは、想像を超えた痛みと疲れ、ホルモンバランスの乱れで心身共にボロボロでした。そしてゆっくり休む暇もなく始まる育児。
命を育てるというプレッシャーは思っていたよりわたしの心に重くのしかかってきました。
そんなわたしの頭の中では
母親なんだからしょうがない
という呪いの言葉がだんだん大きくなってきたのです。
眠いなかお世話するのも
自分の時間がないのも
体調が悪くても
辛くも悲しくても
自分を犠牲にして赤ちゃんを優先するのは
母親なんだからしょうがない。
気がつくと涙がボロボロ溢れてきました。
わたしの辛さはしょうがないの一言で片付けられるものじゃない!
すぐに夫にSOSを出して、今後の育児について話し合うことでとりあえず落ち着きました。
冷静に考えると、育児で母親しかできないことは授乳くらいなんです。
それなのにわたしは全ての責任を勝手に一人で背負おうとしてたんですね。
もっともっと周りに甘えることを頑張ろうと思った出来事でした。
母親だから多少踏ん張らなきゃいけないことはあるかもしれませんが、母親が犠牲なる必要はないと思います。
これからはしょうがないで終わらせずに、どうしたら自分が楽できるか、試行錯誤していきたいです。
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