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27歳が怖い

もう28歳8か月のわたしですが、去年書いた文章が出てきたので載せておきます。こういう「書いたけど、更新せずに下書きに1年くらい眠っていた」シリーズ結構あるので、これからちょくちょく更新します。

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俺たちもう27歳だぜ、これからどうする?目標とかある?

この前、友人の結婚式に参列したときに「27歳っていうと急に大人感出るし、30を越えると急にオバサンって感じになるよね。あれってなんだろう」という話になった。

年齢でできなくなることは少なくなっている世の中だとはいえ、「もう30近いし」と急に真面目になる人もいる。今までフラフラしていた人が急に結婚したり、仕事について何十年も先のことを見通して今後の自分のあり方を考えるようになったり、まあ、他にもいろいろある。

その中でも印象的だったのが、絵を描いている友人が、「30近くになっても書き続けていると、なんのために書いているんだろうとか考えたり、年下の子が有名になっていたり、この年になっても有名じゃないことに落ち込んだりしちゃうんだよね」と言っていた。

うー、めちゃくちゃわかる。わかるよ。すごくわかる。

テレビを見ていると自分と同じ年齢やそれ以下の若者たちが活躍している。わたしより若いのに、立派にしっかりとそれぞれの業界で活躍しているのに、なぜ、わたしは30近くにもなって、こんな文章をチマチマと書いているんだろうか……と落ち込むことがある。

同級生たちが会社で出世をして、そこそこの地位についているのを見ても「自分は適当に仕事をしていて、趣味でも全然有名じゃなくて、なんてダメなやつなんだ……」と落ち込むこともある。

半年くらい前には通っている英会話で、新しい教務主任が同級生で本当に落ち込んだ。どういう世界で生きればそんなに英語を話せるようになるんだ……とひとしきり落ち込んだ。その人はマレーシアにずっと住んでいたらしいけど、それでも英会話で先生やってるって何、人に言語教える同級生すごい。なんなの。

25歳のときは「まだまだこれからだ!」と思っていたし、26歳になっても、「あ~ちょっと大人になったな〜」くらいだったのに、27歳になった途端にやってくる、この焦りや落ち込みはなんだろうか。

30歳を超えても、今とあまり変わらない楽しい人生が待っている、というのはわかっているのに、一方で「30を超えたら、もう、終わりだ」みたいな焦りもある。あと3年でそれがくる、と考えると末恐ろしい。なんなんだろう。

けど、たぶんだけど、30歳を超えたら別になんてことない顔で生きているんだと思う。「あんなにビビった30代も、意外とちょろいね」みたいに。わかんないけど。

応援があると人は強くなる。例外なくわたしもそのはずです。