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「ワシの大事な親友を奪ったのはお前か!」に泣いた

山ちゃんと蒼井優さんが結婚して、TLがお祝いモードになって、各々が泣いたり笑ったりして、わたしもほっこりしていた。会見は見てなかったけど、ツイッターで逐一「しずちゃん乱入!w」とか「冷蔵庫閉めるw」みたいなのが流れてきたから、おおまかな内容はわかった。

「ちゃんと会見の様子見たいな~」と思っているときにアエラの書き起こしを見つけた。
読んで、噂のしずちゃん乱入シーンに、泣いた。

しずちゃん:おまえか。ワシの大事な親友を奪ったのは。オマエか!

これ。

マジでこれ。

しずちゃん、ありがとう。

友人から「結婚するんだよね」と報告されると、もちろん「え~!!!よかったね!」「わ~!おめでとう!」と祝福の声をかけるが、「どんな人なの?」「いつ出会ったの?」と根掘り葉掘り聞くときは、「ワシの可愛い友人を奪ったのはどこの馬の骨じゃ~~~!!!」と思っている。

久々に会った友人に「実は結婚したんだよね」「今度結婚するんだよね」と言われると「おめでとう!」と言いながら「いやいやいや……わたしの可愛い友人をこんな短期間で奪い去るなんてこと、ある?ずるくない?わたしは大学時代から、ずーーーっといろんな経験や時間を経て、ここまでの関係を築いたというのに……結婚という法律を使って、こんな短期間でわたしから彼女を奪い去るなんてどうかしてるだろ?は?」と思ってしまう。

もちろん、何年も付き合ってきて、どちらのことも知っているとか、恋人ののろけや愚痴や相談を常々聞いてきたとか、そういうパターンだったら、「よかったね~!」の気持ちが強く、「どこの馬の骨じゃ!」の気持ちはほとんどないが、やっぱり少し「はあ、こうしてあの子も奪われていってしまう……」とセンチメンタルな気持ちになる。

相談なく、わりと短期間で、知らないうちに、知らない人と結婚していると「お前誰じゃ~~~!!!」と殴りたくなる。「ひょっこり出てきたお前!!!友人をわたしたちからスッと奪うんじゃないよ!お前には渡さないよ!!」と。

だから、しずちゃんの言葉を見て、今まで「はあ、祝いの席なのにこんなことを考えてしまうのはダメだ……ちゃんと祝わないと……でもお前誰だ……いや、彼女が幸せならいいんだが……お前誰だ……」とモヤモヤしていた気持ちが、パッと晴れた。
そうだ、キレていいのだ。「ワシの親友を奪ったのはお前か!」と。その上で祝えばいい。

だから、とりあえず、友人から結婚を報告されたら、旦那を一発殴りに行くことにしよう。そこから祝おう。今度からそうしよう。

……

というのは冗談だけど、”相方が大好きな親友と結婚する”という場に、「ワシの親友を奪ったのはお前か!」という言葉は愛が溢れていて、優しくて、ユーモアがあって、すごく素敵だなと思った。
親友を奪われる悲しさと、それでも二人の恋を応援する気持ちと、相方が幸せになって嬉しい気持ちと、他にもたぶんいろんな複雑な気持ちが混ざりあっている。こんな良い人に祝われる山ちゃんは、やっぱ最高の男なんだろうし、きっと蒼井優のことも幸せにしてくれるだろうから、心の底から祝いたい。本当にマジでおめでとうございます!

応援があると人は強くなる。例外なくわたしもそのはずです。