彼らを好きになったのは2021年6月14日のソウジュコンで、ということはつまり、2023年になって、わたしは彼らを好きになって3年目になるということだ。新参にもほどがあるアミだったというのに、彼らの誕生日だって2度ほど経験しているということ。大人になったとはいえ、決して短くはない期間。

でも、まだ3年なのか、
というくらい炎は燃えている気がする。
たき火のような熱くごうごうとしたものから、
今はガスバーナーのように、静かにまっすぐと。
彼らは7人ではしばらくいないというのにね。

静かな炎ほど熱い

以前のたき火のような情熱に薪をくべ続ける日々…わたしが必死でWラの翻訳アカウントを追ったり、供給に追われたり、タルバンを毎日観ていたあの時の時間の過ごし方は変わってきた。

大きな変化のひとつは、韓国語学習。
ひとつずつ新しい彼らを知ったように、ひとつずつ新しい言語を知ることが面白くて、毎日目にしていた言葉の解像度がみるみる増していく。
言い回しも似ていたり、違ったり、意訳には載らなかったり…知るほど奥が深く、韓国という国だけでなく自国のことへの理解が深まって、不思議な気持ちになる。
どちらにしたって毎日目にするものなのだから、勉強だって苦ではない…ということはないけれど笑、苦しくても続けていくと習慣になるものだなと我ながら感心する。一つずつ知っていくことは楽しく、わたしが頑張れることが嬉しい。

またひとつ彼らのお陰で、自分のことをすきになってしまうね。

でもこれからも長く燃やしてていきたい火だから、無理はしない。
韓国語に触れられない日もある。
追い切れていないWラやYouTubeもある。
情報から少し離れないと、特に素早くてキャッチ―な世界観のミラーボールみたいなK-Popの世界は時に辛いこともたくさんあって、疲れてしまうから。

自分のペースでゆっくりと。
静かにしっかりと続けたいな。

過去・今・未来

去年、2022を振り返る記事を書いたときに、文字通り彼らに捧げた1年だったなと思う。5月はまだ、なにも分かっていなくて、平和で、ただただ、コロナ禍の収束だけを強く願っていた頃。

去年の来月にはバンタン会食があって、驚いたり、がっかりしたり、たくさん泣いたり、不安になって過ごすし、その後向け場のない情熱は全て釜山へ向くことになる。いざ行くその日まで、そのあともずっと、楽しくて、もどかしくて、時には食事が喉も通らなかったり、そのせいで同行予定の仲間ともギクシャクして、友情まで壊れてしまうんじゃないかという、不安な日も続く。

ただ1年後の私はこんなにも、落ち着いて、すっきりとして。
なによりマスクを外して、コンサートで歓声をあげられる未来になっているよ。どれも理想通りとはいかないけれど、全てが前に進んでいる。
なにより、7人が7人でいるために力を注いでいることを明確にしてくれている。

1年前の私と会えるなら。
大丈夫だよ。と優しく声をかけてあげることしかできないだろうな。

シュチタの名物コーナーとなっている、
現在、過去、未来。貴方はどこに行きたいか？と聞いてくれる話。
私なら、誰かと同じように、過去に行きたいというと思う。InnnerChildのテテのように、ただ抱きしめてあげる。
大丈夫だよ。私の天の川をみて。って。
がんばってきたね。って。

昨年も今年も、私生活もなかなか忙しくて、転がるように、追われるように毎日を過ごす。
私にとっての5月はいつだってそういう時だ。
そう言えるくらい、会社員としての5月もたくさん経験してきたな。と改めて思う。毎年そうやって過ごして、あっという間に終わっていく。でも自分では気づかないだけできっと、成長してるんじゃない？^^

去年より私のことを少しずつ幸せにできるようになった私が、これからどうやって過ごしていくのかな。答えを今知りたくはないけれど、今の頑張りがまた、未来の私をつくってくれたらいいな。

わたしの目標進捗状況

ちなみにこの12月に立てた目標はこのとおり。
(会社員としてこんな表にしてしまうのもどうなのかとも思うけれど笑)

半年経って叶えたのはこんな感じ。

・TOPIKⅠ受験(23.4)→先日結果発表があって、結果は130/200。 合格は140点なので不合格…昨年は90/200だったので着実に良くなっている…とおもいたいけれど諸々悔しいことが多すぎた。やっぱり試験対応の付け焼刃じゃ全然ダメだと反省。目標はⅡの3級だし、10月のⅠ再受験は190/200を目指します〜！
・韓国語通いはじめ(23.4)→TOPIK受験した時にすでに感触が悪すぎて、もうこれは独学じゃだめだ！と受験会場からそのまま韓国語教室へ。授業を受ける予定が、まさかの会話がメイン！滝のような冷や汗をかきながら、勇気を出して自分よりレベルの高いクラスで頑張りはじめたところ。

・旅行①(23.5)→諸々の運とタイミングを受けて行ったのはＮＺでもマルタでもなく、オーストラリア笑　旅行に行く人や空港で会う外国人、なにより異国のにおい。コロナ明けを体感した出来事だった。またお金が貯まったらＮＺも行くぞ～！
・旅行②(23.7)→7月に海外出張、渡韓を獲得！韓国語勉強のアピールが効いたみたい。自分の未来は自分で掴んでいくこと＆彼らが私の人生に大きく影響していることの２つを改めて噛みしめた。
たくさん韓国をみてくるぞ〜！

・note →これが6記事めなので頑張れてるかな。ペースはゆっくりになっているし、冗長な内容も多くなってしまったけれど、大きな出来事や溜め込んだ感情以外を文字にするのもいいなと思っている。もうすこしコンスタントにできたら素敵だなと思う。

・貯蓄→旅行や諸々全然貯められそうにないどころか消費！！！！ダイビングが楽しいとか言ってる場合じゃないぞ！（ダイビングは比較的高額趣味のため）韓国語も課金の一種になってしまった！！！働くぞ！！！！！！！！！！

年末はどうなっているかなあ。
こうするとあっという間に2024年の6月が、来るなあ…！
過去を振り返るたびにジンくんが韓国で今日も同じ1日を過ごしていることを思って、すこし心がギュっとなって、その後に私も頑張るぞって思う。
来年の6月から1か月くらいの韓国留学も夢物語だけど提案してみる予定で、秋はそれに向けても頑張るつもりです。

交わるために

ことあるたびに、「その時は必死で走り抜けた」と振り返る彼ら。
傍から見ても身を切り刻んで粉にして時間と替えていた彼らも、歳を重ねて少しでも、また別の尊い時間を過ごせたらいいなと思う。

私と彼ら7人の尊い時間が、また交わる日を楽しみに2年を過ごすよ。

…もちろん7人で一緒にいるのを当たり前に目にしてきた2年だったから、無性に寂しくて仕方ない夜もある。でも、それを7人も不安に感じていることを知っているので、また粛々と、日々を過ごす。
2年後のわたしに会えたらきっと、黙って抱きしめてくれるはずだ。

2023.5.30 北村