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【若手社会人へ)幹事を任されたときのチェックリスト


#はじめての仕事

私はトレーニングも好きだが、お酒も大好きだ。
単純に飲むことが好きというのもあるが、みんなで楽しく飲んでいるあの空間が好きだ。
東京でサラリーマンをしていたころ、本当に週6日は飲んでいたくらいだ。笑

今のご時世では、酒の席というと良くないイメージも持たれる方も多いかもしれないが、古臭い考えが好きな私はあの機会を非常に大切にしていた。

居酒屋のあの空間では一緒にいるメンバーの人となりや、酔ったときの普段とのギャップなど、心の距離を詰めやすい。

今日は、そんな酒の席で必ず発生する「幹事問題」について持論を話していきたい。
またこれから、「はじめて幹事」を任される人はぜひ参考にしてみてほしい。

幹事ができる人は仕事ができる!?

幹事ができる人は仕事ができると私は思っている。

幹事のミッションは、「その会の目的を把握し、その中でみんなが楽しめる中間点を探し出し、誰もが楽しい会にする」ことだ。

これは仕事と一緒で、チームでプレーするときや組織にいるときに非常に大事な能力だと思っている。
チームを俯瞰的にみて、自分の立ち位置を客観的に見る必要があるからだ。
仕事において、「客観視能力」「俯瞰力」は非常に重要だと認識している。

このスキルを磨くためには、ぜひ若手には幹事を率先して行ってみてほしいと思う。

ただ、その上で「楽しい」という言葉に、一つ注意が必要だ。
お客様先と行く場合なのか、同級生でやるのか、会社内でやるのか。
状況によって楽しいの定義が変わってくる。

まずはその会がどう終われば成功になるのか。ここのGOAL設定をすることが一番重要だ。
はじめて任されて分からない場合は、同じ味方側の参加者で先輩や上司がいれば、「どうすればこの会は良い時間になるのか」聞いてみると良い。

だいたい主なパターンは
・次の仕事に繋げる
・若手の親睦会
・ただ楽しみたい

の3パターンになると思うが。。笑

①飲み会前にやること

ここからは時系列でやることを整理していきたい。
まずは、人数把握とお店選びだ。

当然だが、4人の場合と10人の場合ではお店が異なる。
ここは抜かりなく確認する必要がある。

そして、その場合事前情報として
・喫煙者かどうか
・嫌いな食べ物はないか
・よく飲むお酒の種類は何か
・どれくらいの仕事の忙しいさなのか、定時は何時か
・当日参加する方のオフィスor自宅の場所はどこか

ここら辺は把握したい。
下記は今回、目上の方4人くらいで行く想定で考えてみたい。


お店選びで注意すること

まず、喫煙者かどうかで店のチョイスが変わってくる。
当然幹事をやるくらいなので、自分より年上の方がいることが多いだろう。
今の時代、「電子タバコだけ可能」という店も多いため、上司や参加される方が紙たばこなのか、電子タバコなのか、吸わないのか。
ここら辺は把握したい。

また、喫煙者と禁煙者が混在しているケースは基本的に一番目上の方に合わすのがベターだ。

また、ヘビースモーカーの方は座席でタバコが吸えないとなると、
個室の喫煙ブースに行ってしまったり、早く店を切り上げようとしてしまう特性があるため、しっかり語りたいときには、なおさら喫煙者に合わすのが良いと考える。笑

次に、嫌いな食べ物は何かだ。
特に魚と野菜が嫌いという人は多い。ただその場合でも和食のコースメニューなどにすると、刺身以外にも別のメニューがついていたりするケースもある。

逆に私がお勧めしないものは、鍋料理と焼肉だ。
なぜかというと、このような料理を選択してしまうと、「取り分ける」と作業が発生する。
どちらがやるべきなのかや、気を遣ってばかりになり、なかなか話が深いところまで行きづらい印象がある。

私は、無難であるということもあり焼き鳥にすることが多かった。
焼き鳥に関しても串を外して分けるタイプの方もいるが、コースやおまかせにするとその手間も省くことができる。

また、焼き鳥はお酒が好きな人にとっては
ハイボールも焼酎も日本酒などのお酒に合いやすいため、非常に無難である。締めのメニューも美味しいことが多いため好まれやすい。そのような意味でも美味しい焼き鳥屋を把握することが一歩良い幹事への近道になるだろう。

仮にもし、相手がワインが好きというタイプであれば私のおすすめはスペイン料理だ。イタリアンに比べ、しっかりとした内装であることや、パエリアや肉料理なども豊富なため喜ばれやすいからだ。

次に、店の場所だ。
当然ながら、一番目上の方の近くが好まれるが多くの場合中間点になることが多い。

その際、相手方の家とオフィスの間がちょうど良い。そのため自然と、複数路線が通っている駅になりやすい。

ただ東京で行くと、新宿や渋谷は少し駅からも歩くケースが多いため、恵比寿や中目黒、東京駅などを利用することも多々あった。

そして、このときに考えておきたいことは2次会への導線。

今までのケースだと目上の方と行くため、当然先方も良い店を知っているケースが多い。
そのため、もし2軒目にいこう!となった場合、選択肢が多い場所が好まれることが多い。

そのため、新橋や有楽町、銀座がサラリーマンにとっては人気なのだろう。


そして開始時間に関しては、相手の仕事の忙しさと定時を考え、いくつか事前に提案する形が良いと思われる。だいたい19時くらいが目安になってくるだろう。

※番外編

私の場合は、特に重要な会の場合、事前に友達とリサーチし決めることもあった。
そこでは、
・ハンガーの位置(コートやジャケットに匂いがつかないか)
・トイレの綺麗さと個数(大人数の場合、少ないと特に混みやすい)
・隣のお客さんとの距離(近すぎず、カーテンなどの仕切りだけでは少し心許ない)
・お酒の種類(特に女性がいる場合、カクテルやノンアルコールの種類の数が多いと喜ばれる)
・靴を脱がなくて良いか(めんどくさいことに加えて、特に座敷であると疲れて早く終わるケースが多い)

まで確認していた。
ここらへんの懸念点が解消できると非常に良い店選びができるのではないかと持っている。


②実際の会食中

このときは、とにかく楽しむ。
これに尽きる。

あまり若手が気を使いすぎてもあまりよく思われなかったり、空回りするケースは多い。

基本的に、「食べな、飲みな」と言ってもらえたら喜んで食べて飲むようにしている。

ただ、いくつか注意している点はあるので共有したい。

まずは、乾杯のあとの2杯目は相手のお酒のペースをみることだ。
ガンガン飲むタイプもいれば、ゆっくりと嗜まれる方もいる。

特に飲み放題ではない場合、相手が支払ってくれるケースもあるため
あまり不自然な形にならないようにお酒のペースを合わせることが重要だ。

また、空いてるグラスや空いてるお皿に関しては自然にすみっこに寄せたり、トイレに行くついでに片付けてしまうのが良いだろう。

あとは、意外とコース料理で多いパターンが、気を遣いすぎて全然食べておらず、次々にくる料理がどんどん溜まってしまうケースだ。
相手よりはもちろん早くは食べきらないが、同時くらいのペースで食べるのが良いだろう。

ここまで書いて思ったが、よく恋愛で例えられるミラーリングをすると良いだろう。基本的に相手が動いたら自分も動いてしまう。

そうすると基本的に波長が合い、テンポが生まれやすい。

ただ、冒頭にも書いた通りあくまで”自然”に行うことを心がけよう。


飲み会後、翌日

直接言えるのであれば直接お礼を伝えに行くこと。
会えない場合は、DMで送ろう。これは最低限のマナーである。

私の場合は、またしばらく会えないような方だと帰りの電車やタクシーの中でお礼の連絡を入れていた。早いに越したことはないと考えている。

また、もう1点。
前日の飲み会が盛り上がり、次の日仕事があるにも関わらず飲みすぎてしまった場合。

当然だが、絶対に会社を休んではいけない。

どれだけ2日酔いでも会社にいき、例えトイレで寝ていたとしても顔を出すことが最重要行動だ。
意外と最近の若い子は、休んでしまうケースが多いが、そうすると次回から誘ってもらえなくなる。

遊びも仕事も全力。

これが幹事としても、後輩としても大切だ。



以上、今日はそんなこんなで勝手ながらの持論を話させてもらった。
もちろんケースにもよるし、いろいろな考え方があると思うので、あくまでも参考程度にしてもらえると幸いだ。


それでは、また次回!!

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