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「結婚40周年の両親へ」贈った手紙



今年の7月に、こんなつぶやきをしました。




今日は、この時に渡した手紙を
ここに載せてみたいと思います。

きっと「え、突然なんで?」ですよね。笑

その理由は…

「なんとなく思い付いたから」です。笑



両親に渡した手紙を
そんな理由で載せるとは

なんて、乱暴な娘。笑



そんな私が
どんなことを書いたのか

もし、気になる方がいたら
最後まで、読んでいただけると嬉しいです。



ここに載せる内容は

手紙を書く前に
スマホのメモにまとめたものを

そのまま、ここに載せたいと思います。

ただ、夫の名前が書いてあるので
そこは「夫さん」に書き換えています。
(いつも、さん付けで呼んでいるので)



それでは、私が6枚の便箋に書いた
両親への気持ちを、どうぞ~






お父さん、お母さんへ。


結婚40周年おめでとう!

今更だけど、私を産んで育ててくれた
お母さん、お父さん本当にありがとう!


今回は、伝えたいことがあったから
あえて手紙を書いてみました。


まず、私が夫さんと付き合い始めた頃のこと。

私が、茶の間でごはんを食べなくなり
顔を合わせることも、会話をすることも
減ったことがあったよね。

それで、お父さんとお母さんに
心配をかけてしまいました。
ごめんなさい。


実は、これには理由がありました。

この頃、仕事がしんどくで
イライラ、ピリピリしていたこと。

夫さんと、順調に進んでいて
これからについて、沢山話し合っていたこと。


この2つの理由があって

「そっとしといて欲しい」
「あれこれ聞かれたくない、言われたくない」の
気持ちが強くあって、私から距離を置いていました。

20代後半なのに「子供の反抗期」のような感じで
素直に理由を伝えることができませんでした。


それなのに、職場や病院などの送迎
毎日のごはんや掃除、生活費など
たくさん支えてくれて、ありがとうございました。

また、両家の顔合わせや
実家を出る時のお祝いなど

最後まで、たくさんの温かい気持ちを
本当にありがとう。


実家を出てから気づいたことがあって…

私の場合、家族でも「距離を置いた方」が
気持ちに余裕ができて、素直に話せる。
ということです。


家族だったら「なんでも話せて仲良く」が
1番良いのかもしれないけど

私は、家族、友達、同僚…どんな人でも
「程よく距離を置いた方が、うまくいく」
「私が、機嫌良くいられる」ということに
気づきました。


また、同じ空間に人と一緒にいること
音、声、匂いなど、日常に溢れている小さなことが

私にとっては、大きなストレスに
なることがあるみたいです。


まだまだ、素っ気ないところがあるけど
実家にいた頃より、素直な気持ちを
話せるようになったような気がします。

こんな変わり者な娘ですが
これからもよろしくお願いします!


最後に、お父さんとお母さんは
昔から「頑固」なところがあるので、笑

感謝の気持ち、嬉しい気持ちなど、恥ずかしがらず
しっかり言葉で伝え合うようにしてください。笑

想っているだけでは、伝わりません。


そんな「頑固」なところを
濃厚に受け継いだ娘ですが

私達夫婦のどちらかに、なにかあって
「聞くこと、伝えること」ができない体に
なった場合、「絶対後悔する」と思い

私は、しっかり伝えています。
「ありがとう」を、伝えない日はありません。


お父さんとお母さんが、元気なうちに
たくさん会話をして、しっかり気持ちを伝えて

あとから後悔することなく
過ごしてもらえると嬉しいです。


近いうちに、私達と4人で
道の駅や、ごはんを食べに行ったりしましょう!

夫さんが「俺が運転して、でかけるのも良いんじゃない?」と提案してくれたからさ!

それでは、長くなりましたが
最後まで読んでくれて、ありがとう!

またね~






これで、両親への手紙は以上です。

今、読み返してみると

便箋6枚に書いたわりには、短いなぁ…
言葉が足りないなぁ、おかしな所があるなぁ…

と、いろいろ見つけてしまいました。笑



ちなみに、この手紙を渡した後のこと。

「じゃ~ねぇ~」と
実家を出て、車に戻ろうとした時

「あっ!言い忘れたことあった!」と
思いだし、玄関のドアを開けたら

号泣している母が。



「え?もう、封筒開けたの?」と聞いたら 

母は、首を横にふり「まだ」と
顔を真っ赤にしながら言う。

私も、もらい泣きしそうになったけど

「いや、早すぎるでしょ!笑」と
笑いながら、つっこんでしまった。



きっと、私が帰ったあとも

「お父さん、お母さんへ」と
書かれただけの真っ白な封筒を持って

しばらく号泣していたんだろうなぁ…
というのがハッキリ想像できる。



どれだけ涙もろいか
小さい頃から知っている娘だからね。笑



ここ数年は、バスケ、野球をやっている孫達の
応援をしに行っている、両親の姿を見ていると

私が、バレーや弓道をやっていた頃

いつも応援しに来てくれていた
若い頃の両親を思い出します。



口数は、そんなに多くないけど

年を重ねても、家族への愛がある行動と

高校生の時に出会い
40年以上一緒にいる両親を
 
私は、尊敬しています。



今日も、読んでいただき
ありがとうございました!

それでは、またね~👨‍👩‍👧‍👧💓





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