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”生き甲斐”を見つけるために -「Rice Work」から「Like Work」への階段を

人生において、働く時間はとてつもなく長い。1日のうち、1/3~1/2の時間を費やしている方も多いのではないでしょうか。

どうせ働くなら、幸福ややりがいを感じ、好きなことで働きたいー。

本業の会社員をしながら、さまざま副業に挑戦する私目線で、今後の働き方について書いてみました。

4つの働き方

実は、働き方は4種類存在します。

Rice Work(ライスワーク)→Like Work(ライクワーク)→Life Work(ライフワーク)→Light Work(ライトワーク)のピラミッド。

詳細をご説明します。

・Rice Work(ライスワーク)

お米を食べるため、すなわち生活を維持するために働くこと。
会社の命令で嫌な仕事をしている、家族を養うために今の仕事を、毎日仕事に行くのが辛いなど、ちょっとネガティブな要素もあるこちら。

・Like Work(ライクワーク)

好きなこと、やりたいことで働くこと。
副業の解禁、テレワークの推進、WebやAIの発達により、場所にとらわれない働き方をしたり、フリーランス人口もかなり増えていると感じます。

・Life Work(ライフワーク)

いわゆる天職、生涯を捧げて働くこと。
Like Workを続けた結果見つけられる、上位互換。天職を見つけられる方は案外少ないですが、ここまでこれたら、幸福度はかなり高いのではないでしょうか。

・Light Work(ライトワーク)

他者のために、他者へ光をあてるために働くこと。
上記3つと根本的に異なるのは、Light Workは他者にベクトルが向いている点。お金を稼ぎきった人や成功者ほど、財団の立ち上げやボランティアを行い他者貢献をしています。この領域なのかもしれません。

自己実現欲求の渇望

働き方改革や終身雇用制度の崩壊など、以前よりは多様になった現代の働き方。ただ、働き方ピラミッド通り、Rice Workをしている人が最も多いのが現状です。

そんな私も、本業の会社員はRice Workに近しい。行きたくないほど辛くはないけれど、とりあえず生活の維持のためにしている感覚。

安定した会社に入って、何があっても定年まで終身雇用で勤め上げることが当たり前だった時代は、ほとんどの人がRice Workだったのかもしれません。

Rice Workはネガティブに捉えがちですが、私としては「忍耐力」という素晴らしい力がつくと思っています。もちろん、心を病むほど我慢する必要はないですが、辛いことがあっても簡単には「逃げない」という良い癖がつきます。

ただ一方、人生100年時代、その働き方をしているのはあまりにも勿体ない、とここ数年で強く思うようになりました。

引用:マーキャリMEDIA

Rice Workだけの時、マズローの欲求5段階説でいうと、社会的欲求までしか満たされていない感覚がありました。

もちろん、承認欲求が満たされる瞬間もありますが、本業はたいして得意でもない仕事をしているため、その瞬間が少ない。「あれ?私もうちょっと何か違う分野で輝ける気がする・・・」という違和感がずっとありました。

どうせ生きているのなら、最上位の「自己実現の欲求」を満たしたくなったのです。

生き甲斐のために

引用:八木仁平公式サイト

こちらの「生き甲斐の図」をご覧になられたことはありますか。概念として、Wikipediaにも記載があります。

構成要素として、「好き」「得意」「お金になる」「必要とされる」の4つがあります。そして、2つが重なった部分に関しては、それぞれ「情熱」「専門性」「天職」「使命」と定義され、4つ全てが重なると「生き甲斐」となる、とされています。

「生き甲斐」つまりは、働き方ピラミッドでいうLife Work(ライフワーク)。長い人生で、いつかはこの領域(できたら、最上位のLight Workにも)に踏み込めたら良いなと思いつつ、まずやることは、Rice Work(ライスワーク)とLike Work(ライクワーク)の掛け算。

生活する収入は絶対に必要なため、本業であるRice Workを維持しながら、Like Work領域、つまり好きな副業を徐々に拡大するのが、今の自分としてはベストだと考えています。

副業探しは、「生き甲斐の図」でいうと「好き×得意=情熱」の分野がおすすめ。情熱があると、時間を忘れて没頭できる→没頭すると成長も早い→スキルが向上し、お金になるのにも時間がかからない、という良い循環がうまれます。

私の場合、ライターは副業のひとつ。もちろんレベルの向上はまだまだ必要ですが、少なくとも、本業の仕事よりは得意な気がします。笑
もちろん、書くことも好き。
好き×得意の分野で、「あの文章良かったよ!」「あの記事共感したよ!」と言ってもらえると、マズローの「承認欲求」と「自己実現の欲求」が満たされ、幸せな気持ちになります。

好きな仕事で生活を維持できると思った時に、Rice Workとさよならし、Like Workへの階段を登りきる。その後は、Like Workをつきつめて、Life Work、つまりは「生き甲斐」にする
そんな順序立てが良いのかな、と現状は考えています。

そして、いくら好きな仕事であるLike Workといえども、苦手なことややりたくない業務は細かく存在する、そんな時に、Rice Workで培った「忍耐力」が活きてくるのだと思っています。

皆さんも、自分にとっての「幸せで豊かな働き方」を考えてみてくださいね。

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