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そのもどかしさや苦しみって問いを変えてみればいいだけだったりしない?

いつまで考えても答えが出ない。考え続けても苦しくなってくるだけ。そんな問いが頭に溢れることがあります。

かと思えば、答えは出ないけれども考えれば考えるほどにエネルギーがみなぎってくるような問いもあるでしょう。

最近充実しているなと感じるときには、朝起きた瞬間から後者の問いに対する無数の回答が渦巻いていて、眠る寸前までそのことばかり考えて明日が楽しみになっていたりします。前者の質問の相手をしている時間などほとんどなくなるのです。

でも不思議に、決して少なくない割合で、後者の問いについて徹底的に考えている間に前者の問いがまとめて片付いたりするから面白い。

問いから始まる

僕たちが何かを考えるとき、その始めには必ず問いがあります。

思考の出発点はいつも問いにあり、行動は思考によって左右されます。つまり、やる気が起きなかったり、何かを解決できなくて途方に暮れている時、それは頭の中で繰り返している質問にズレがあるかもしれないということになります。

これに気づいたのは、いろんな本を読んだりコーチをしている方のライティングをするようになってからです。

生き方とか働き方とか経営者のあり方とはとか、哲学の話に近いビジネス書を読んでみると、どれも”いかに上手く問いかけることができるか”がポイントになっています。

ある本に書かれている思想が自分にはしっくり来ないこともあります。しかし、質問によって読者の思考や行動に変化を起こそうとしているのだとつかめれば、転用は可能です。自分の中の質問を見直し、小さい頃無邪気に工作したように楽しみながら質問を作り変えてみればいい。

今日は気分が重かった

・・・なんで今日はこんなに自己啓発みたいな内容になっているかと言いますと(笑)、気分が重かったからです。

ライターの仕事を始めて数ヶ月、現在6名の方のライターをしているですが、仕事の進め方が定着してきて、刺激が薄れてきたのか、朝起きるのが楽しみじゃなくなっている自分がいるのに今朝気づきました。なんと、何かをやる合間合間にため息をついている自分さえいることにも気付いてしまったのです。

こういう時に僕が取る方法がこういうのを書くことだったりします。

落ち込んでいる時、やる気の出ない時は、そういう読者に向けて文章を書くライター、そういう人に向けてセミナーを開く講師にになったつもりで書いたり話したりする。これが僕流の回復方法です。

というわけで、今日はnoteで今の考えを整理し、明日からまた楽しく目覚めようと思ってこんな内容になっております。

問いを見直す

最初の方に書いたように考えるので、こういう場合僕は問いが間違っているのではないかと疑ってみることにしています。

では、最近の僕は一体、毎日何を考えていたのか。

「今日は誰の記事を書かないといけないんだっけ?」
「あの締め切り、間に合うだろうか?」
「仕事はやらなくてはいけないとして、ではどうやって心を整理して立ち向かおうか?」
「お金がない、どうしよう?どうやってお金を得よう?」

とかそんなことばかりだった気がします。この問いがすごくワクワクする考え事の種になる人もいるのかもしれませんが、僕にとってはそうではありませんでした。

そのことを認識してから、「さて、どんな問いを立てたら力が漲ってくるんだろう?」という問いかけが頭の中で始まりました。一歩前進。とはいえ、あまり覇気が無くなっていたし、癖になっている問いかけはついつい頭をよぎります。

そんな時は他者

そんな時は他者に頼るしかありません。僕の場合は誰かと話すか本を読むかです。今回の場合は本でした。

といっても、狙って出会えたわけではなくたまたま出会った本でした。2週間に1度くらいのペースで主催している読書会の課題本だったのです。

まだ20%くらいしか読んでいませんが、『「週4時間」だけ働く』という本です。タイトルからは想像しにくいことですが、驚くなかれ、600ページもある大作です。中身もぎっちり。

それはさておき。

この本の最初の20%の中で、ちょうど探していた条件に敵う問いが見つかりました。考えるほどエネルギーに満ちて楽しくなる問いです。安くて住み心地の良い物件を見つけるのくらい嬉しい発見でした。


一体、どんな問いに出会ったのか・・・・

どんな問いだったのか?

さてさて、僕が出会った問いを紹介します。3つあって、それでセットみたいな感じです。

決して失敗することがなく、世界の他の人々より10倍賢いとしたら何をするか?

銀行に1億ドルあったら、毎日どんなことがしたいだろう?

朝起きてどんなことがあったらわくわくするだろう?

以上です。どこかで見たぞという方もいるかもしれません。僕も何度か見たことがあります。同じ類の問いに「もし1年後には死んでしまうとしたらあなたは何をしますか?」ってのもありますね。

ですが、タイミング的にかなりハッとさせられました。特に3番目の問いに。最近朝起きてわくわくしてなかったからですね。

計画は夢を描いてから

今の状況は一度横に置いてみて、「なんでもやれるとしたら一体何がしたいんだろう?」ということをまず考えてみる。

「最近、心が退屈(不安)に侵食されてきているな」と感じた時がこの問いかけを思い出す合図だと考えて良いかもしれません。

はまのりさんがこんなツイートをしていました。

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計画にワクワクする人は少ない。それは夢の話のあと

まさにその通りなのではないでしょうか?

みなさんもぜひ改めて考えてみてください。

最後に

「みなさんもぜひ改めて考えてみてください」なんて言っている自分がまさに今そのことを考え中なのですが、考えれば考えるほど楽しくなってきますね。

今回伝えたかったのは、悩みがなかなか解決しない時や何かが上手くいってないと感じる時は、問いが違うのではないかと疑ってみてはどうだろうということでした。カウンセラーやコーチや記者は質問のプロなのでそういう人に頼ってみてもいいかもしれませんね。

個人的には、小説の登場人物の内面で繰り返される問いに注目するのも面白いです。

『週4時間」だけ働く』はおそらくこの「夢」の話以降、「計画」の話に進んで行くんだと思います。そんで、計画の次は「テクニック」の話になりそう。

たくさん問いかけとかワークがあってなかなかに読み進みませんが、ビジネス系のライターとしても、一人の夢追い人としても、この本からがっつり色々吸収してやろうと思います。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。




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