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韓国|ソウル:冷たい麺の美味しい<진주집(ジンジュジップ)>

5月5週目の食費


期間
5月29日(月)〜 6月4日(日)

食費
Total 2.1万円(212,393ウォン)
外食:9回 16,190円(161,900ウォン)
自炊:8回 4,637円(46,369ウォン)
お菓子作り:1回 412円(4,124ウォン)



韓国の冷たい麺料理

韓国料理の冷たい麺というと、日本の焼肉屋さんで食べらる冷麺のイメージが強いかもしれないが、韓国で食べられている冷麺には実際にはいろいろな種類がある。

・牛肉から出汁をとった淡白な平壌冷麺、
・大根の水キムチの漬け汁で作るトンチミクッス、
・小さな大根の水キムチで作るヨルムグッス、
・赤くて甘辛いヤンニョムで食べるビビングッス、
・大豆の冷たいスープで食べるコングッス、
・ゴムのような麺で作る甘辛いチョルミョン、
・釜山名物ミルミョン、
・中華料理屋さんの中華風冷麺
などだ。

この多彩な冷たい麺料理の中でも、韓国の夏の訪れを告げてくれるのが、大豆の冷たい麺であるコングッスだ。日本の夏のはじまりを告げるのがラーメン屋さんなどの「冷やし中華はじめました」であるのと同じように、春が終わるといろいろなお店で「コングッスはじまりました」の案内が出る。

コングッスは大豆系の豆を茹でてからミキサーなどで細かくしたあと漉して作ったスープを冷やして麺を入れてから食べる食べ物で、塩を自分で入れて味を調整しながら食べる。地域によっては砂糖をいれて甘く食べたりもする。淡白なコングッスと平壌冷麺は好き嫌いの分かれるメニューで、特に子どもには人気のないメニューだ。

反対にビビングッスは味がしっかりとしていて、辛いのが苦手な人を除けば嫌いな人はいないのではないかと思えるほどポピュラーなメニューだ。基本的には甘辛いヤンニョンで食べるが、お店によって甘酸っぱかったり、とても辛かったり個性が出る。


THE HYUNDAI SEOUL 近くの冷たい麺の美味しい店 <진주집(ジンジュジップ)>


ヨイド(여의도/汝矣島)

ソウルの西側にあり、証券会社の多いオフィス街のエリアで、週末には現代デパートのTHE HYUNDAI SEOUL(ザ・ヒョンデ)やConrad Seoul Hotel(コンラッド ソウル)に遊びに行く人も多い。


冷たい麺の美味しい<진주집(ジンジュジップ)>

ヨイドにわざわざ食べに行ってしまうのが、<진주집(ジンジュジップ)>だ。コングッス、ビビングッスが有名で、お昼時には並ばないと入れないような人気店だ。


上:コングッス
真ん中:マンドゥ(蒸し餃子)
下:ビビングッス
コングッス
ビビングッス
甘さ控えめでやや酸味のあるさっぱりとした味付けが特徴
マンドゥ(蒸し餃子)
他のお店より小ぶりで食べやすい
切り干し大根のキムチ
見た目ほど辛くもしょっぱくもなくてとても美味しいキムチ

アクセス
진주집(ジンジュジップ)
地下鉄5、9号線 ヨイド駅(여의도/汝矣島) 5番出口より徒歩5~10分

33 Gukjegeumyung-ro 6-gil, Yeongdeungpo-gu, Seoul
서울특별시 영등포구 국제금융로6길 33


今週もごちそうさまでした。


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