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空衣
2017年4月20日 07:29
不条理が秩序として現れる。 2000年が21世紀の始まりではなくて20世紀の終わりである規則を、奇妙だと受け取るのが正常な感覚であるように、まかり通った普通がそこでは歪んだ感覚だった。つまり俺にとっては、現実で直面する違和感と何ら変わらなかったわけだが。 こうして書き残さずとも忘れられない夢の話であるのは承知で、それでも1つのフィクションと化すため、ただ書き付けることとする。
2017年4月18日 08:58
自分の書くものは事実ではないにしても、常に真実でありたい。
2017年4月16日 00:44
しだれ桜が亡霊になる前に、猫が輪郭をなぞり、小鳥が美を讃える。無彩色の現実を形作る。 いつか惹かれあった僕らは、簡単に風景になる。逆回りの懐中時計だけに刻まれた昨夜。 僕が飛び降りるときは、その軌跡を握るよ。桜の散る流れより、目覚まし時計を止める几帳面さより、僕の生は強情で。いつだって君を忘れられない。 好きだから離れるという正義。 生きたいから死ぬという神秘。君の瞳が
2017年4月14日 19:04
強すぎると飛んでしまう磁気にも負けない衝撃波を発するのはあなた無邪気に傷つき傷つけ笑顔は耐久性だなんて薬でもペットでもなく私が癒しを与えてやりたい横暴に大地を踏みつけあなたに空を掴ませたい私が調子にのるとあなたは沈みあなたがご機嫌なとき私は苦しい平行線は幻でだからこそ会えるとき会いたいどれだけ穏やかな直線もミクロでは歪んでいるの宇宙の一員なればこそジグソーパズルほど
2017年4月10日 07:56
なんでこの名前?と聞かれるたび、ああペットの名前から取ってるんですよ、と微笑み返す。そらころも、ではなく、くういと読んでください。チワワの空(くぅ)とセキセイインコの光衣(ぴぃ)から名付けました。光衣ちゃんはもう亡くなってしまったけれど、とても綺麗な羽を持っていて、優しい眼差しでこちらの瞳を覗くのです。たまにフンを飛び散らす悪戯小僧でもありました。 空は、家族全員チワワが嫌いだという