見出し画像

クリスマスマーケット

大衆に迎合してるんかね。
とツッコまれたら、

いや行く先々で運良くそーいう愉しげな催しがやってただけだよ。私の行き場は自然とオモシロイことになるんです。

と空っとボケたいくらい、
偶然にも多くのクリスマスマーケットに出くわした。

ヨーロッパのクリスマスは、胡散臭い商業臭がしない。神聖な、人々の楽しみなんだなあ。

この冬行ったクリスマスマーケットは8箇所。基本的に南ドイツです。

1、エスリンゲン
ドラクエ好き注目!中世のコスプレっぽいおじさまおばさま多かったなあ。トイレで着替えているのか、やたら長く待たされました。
怖い仮面をつけて竹馬に乗った人物が迫ってくる。エンターテイメント性高め。

2、テュービンゲン
地元感強くてほのぼのしちゃった。手作りの木製の小物とかいっぱい。
よく見かけるはずのハート形のレープクーヘンがここではほとんどなかったのが、逆に印象的。

3、ウィーン(オーストリア)
寒かったから長居していないけれど、友人が勧めてくれたアーモンド菓子が美味かった。

4、ブラチスラヴァ(スロヴァキア)
ここ好き!手作りの小物といっても、ドイツと系統が違う。散歩するだけでも充分面白い。
松ぼっくりと石鹸が交互に串刺し??になっているようないい匂いの飾り物を買いました。
スイーツもドイツとはまるっきり違うわあ。ケシの実でできたケーキかな、黒茶色っぽい見た目でなんだかわかんなかったから試したやつ、また口にしたい。
スケートリンクが何箇所にも分散している。

5、ニュルンベルク
さすが。王道クリスマス。レープクーヘンの圧倒的な並びを見ているだけで夢見心地。
ここに来れちゃう子どもたち、これから何を夢見て生きていけばいいの?


6、カールスルーエ
イルミネーション頑張ってるなあ!店の屋根をそんなキンキラ飾ったら、重みで店潰れちゃわない?
クラブミュージックと共に、スケートリンクもあり。


7、シュトゥットガルト
余裕を感じる。世界最大っていうだけあるね。道幅が広いので歩きやすい。フライパンとか缶とか、日用品まで売られているこの余裕。クリスマス関係ないじゃん…

8、プラハ
なんでか不思議、プラハってバランスがいい!古くも新しくもあり、パリやウィーンにありがちな繊細な煌びやかさも、ドイツ的な無骨さも同時にあるの。
中心部が空洞になった揚げドーナツみたいな食べ物が名物らしい。中にチョコを塗りたくったりアイスクリームを盛ったり。
チェコの通貨はコルナだけど、ユーロでの支払いオッケーな店もちらほら。

個人的に好きだったのは、ニュルンベルクとブラチスラヴァ。
ニュルンベルクほど賑やかだと、クリスマス一色に揉まれるのが快感でしかない。
ブラチスラヴァは素朴に、その街その店独自のものたちが並んでいる印象で、居心地がよかった。

グリューワインを飲んでお持ち帰り可能なマグカップも、気づけば3個手に入れていて。

初のエスリンゲン、
スロヴァキア語面白いなと思ったからブラチスラヴァ、
真紅のマグカップの、内側に様々な言語で「メリークリスマス」と書かれているシュトゥットガルトのマグカップ
を買いました。

行ったクリスマスマーケットの数だけコレクションしている友人もいました。持ち帰るときどうするんやねんという現実的な心配は、夢見るクリスマスのときくらい捨て置きましょうかねえ。


#クリスマス #ドイツ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?