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今日のマナー筋トレ『ライスは洋食屋さんで召し上がれ♪』

マナー筋トレとは、運動して得た筋肉が丈夫な体をつくるように、マナー(心遣い)を身に付けることで自分軸が強固なものになる、心地良く生きられる、そう私は感じています。そして、マナーは特別な事をするわけではなく、日常を過ごす中でのちょっとした気遣いの行動。そんな話をしていきます。ちなみに、画像と記事の内容は無関係です。

バター1

テーブルマナー講座で、たまにライスの食べ方についての質問があります。ライス…、その時点で洋食屋さんと西洋料理のレストランが一緒の感覚なのかなと頭をよぎります。

私たちが最初にナイフとフォークを使うようになったのは、和食とは違っておしゃれなオムライスやコロッケ、エビフライなどのような西洋風の料理が広まったころからです。

そこに、日本人に欠かせない「ご飯」を合わせるために、和式のお茶碗ではなく、洋風の平皿で出されるスタイルとなり、日本式の西洋料理というのが洋食屋さん。つまり、ナイフとフォークを使って食べるけど、ご飯とおかずという位置づけで食事をする日本式なんです。

欧米諸国を指す本来の西洋料理でのライスは、メインの添え物的な意味で扱われます。そして、パンはご飯のような主食ではなく、料理と料理の間に食べてお腹を満たしたり、お口直し的な感覚で食べるものです。

なので、レストランでオードブルを食べながらをパンを食べたり、洋食屋さんでライスを食べるときに、フォークの背にご飯をのせたりしている光景をよく目にしますが、どちらもスマートな食事の仕方ではありませんね。

私のテーブルマナー講座では、ただマナー的なことをお伝えするのではなく、そんなことよりも「なぜそうするのか?」「どうしたら食べやすいか」ということをしっかり説明しています。

意味がわかれば、料理が美味しく食べられます。ナイフとフォークの使い方が正しければ、自分が簡単上手に口に運べます。これはお箸の持ち方にも同じことが言えるのでわかりますよね。

型にはまるのではなく、意味を考えれば食事が楽しくなります。それを一度味わうと、いろいろなレストランに行きたくなります♪

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