くそ現代っ子ごみかす20代
急に狂喜乱舞したわけではない。このタイトルは曲名である。
ヤバいTシャツ屋さん『くそ現代っ子ごみかす20代』
若干パンク調の伴奏から始まり、批判される20代も20代なりに頑張ってますというファイトソングという謎の歌。
そもそも"ヤバいTシャツ屋さん"はコミックソングで有名(?)なロックバンドで、そんな中でも現代の若者の言葉を代弁しているような(?)個人的に大好きなバンドである。
一時期、"欅坂46"が若者の叫びを題材に社会への言葉を歌にして届けていた。
それに比べ、ヤバTはギャグ要素も入れながら面白おかしく現代の若者の声を届ける。
ボーカルはコヤマタクヤとありぼぼが務める。まあ、ドラムスのもりもりもともコーラスで入るので、全員が歌うバンドである。
僕が個人的に好きなポイントの一つがそこである。
全員で歌って届ける姿が、なんとなく好きで、全員で本気で届けたいメッセージがあって、全員がそれに関わって、それに想いが込められているんだろうなということがしっかりと伝わってくる。
本記事のタイトルにしている『くそ現代っ子ごみかす20代』の歌詞中に
「くそごみかす20代の僕ですが それなりに頑張ってはいる。
胸を張って言えはしないが くそごみかす20代の僕ですが 自分なりの頑張り見せてる。 だから誰か肯定してくれや」
と歌う部分がある。
まさに20代代表としての声を届けているのだ。目上の人に端的に自分たちを最小に最小にへりくだらせた表現で、想いを伝えている。
ヤバT自身が伝えているのは自分自身たちのこともそうだが、こういった事を言葉にできていない他の20代たちの意見を代弁してくれているんだと思った。
そして言葉にして、文章にしてくれているおかげで
胸の中に幽閉していた想いを改めて確認できた20代もいると思う。
やっぱり歌って最高なんだよな。
※MVも最高すぎるので見てください。時間がある時でいいので…。ごみかすの分際ですみません…。
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