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この幸せなひとときも、忘れちゃうんだ。怖いな。

大好きな人と過ごすひととき。

居心地の良い友達と爆笑しているひととき。

大好きな自分の部屋で、おひさま浴びながら音楽聴いてるひととき。

母親に恩返しでアウトレット来て好きな服買ってあげて、嬉しがってる笑顔を見てる瞬間。

必死に先輩みたいに仕事ができるようにバイト頑張ってるとき。


言語が話せなくて会話に入れなくて、泣きながら必死に図書館で勉強して、
ついに、自分がなりたかったペラペラの自分になれて、毎日が楽しいこの大学生活。

書ききれないほどの幸せ、苦痛、苦労を含めた幸せ。

これら全て、数年後、10年後には、そんなこともあったなーくらいになってるんだろうな。


20年歳上の先輩にお酒を飲みながらしみじみと語ってしまった。

「最近そう思って寂しすぎるんです。この幸せがずっと、ずーっと続けば良いのに。そのくらい恋しくて大好きなんです、愛で溢れているんです。」

先輩が言った。
「でもさ、ゼロ、にはならないじゃん。全くなかったことにはならないじゃん。その繰り返しで、どんどん積み重なっていくじゃん」


「そうだけど、それでも、この幸せな感覚は、10年後には色褪せてて、ふとした時にしか思い出せなくなる。日常では全く忘れた状態になってるんでしょ。こんなに幸せで、大好きなのに。」
(どんだけ寂しがりやじゃい笑。)


まーでもそういうもんだし、それでいいのか。どうしようもできないし、それでいいんだけどね。


でも、帰ってから思った。
だからこそ辛いことも忘れられるんでしょ。
今を生きる。過去は忘れる。いい思い出も、悪い思いでも。


当たり前の一般常識なのに、なんか毎回こうやって整理してる。寂しくなってはポジティブに考えるように。


答えなんてないし、完全に永遠に満たされもしないし、幸せの地点に落ち着くこともないから。まとめなんてない記事です。



これでいいの。そういうものなの。そんなに考えすぎないで寝たら忘れるだけ。

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