あら時間って偉大
辛いとき、苦しいとき、絶対に気持ちなんて切り替えられない。
大体視野が狭くなってるだけだけど。そんなことにも気が付けないから病んでる。
何をしても気がまぎれなくて、抱えてる不安やつらさにしか目が向かなくなって、なにをしても救われない気がする。
このままずっと現状が変わらない気がして、いつまでこの苦しさが続くのか、いつまでたってもなくならないんじゃないかと不安になる。
「重くとらえすぎだよ」といわれる。多分そう、でもその時はそんな言葉では心は解放されない。
大学一年生の時の話。
辛かったこと話だしたらキリがない。台湾に来て一か月で私は日本に帰りたくなった。
新歓の話
セメスターが始まって三日目に新歓が開かれた。
不安ながらも出会って日のまだ浅い友達と参加してみた、ら、あまりに場違いすぎた。
それが大学生活三日目。泣いた。泣きながら夜キャンパス徘徊した。つまらなかった。怖かった。
二回目の授業のプレゼン、マイク持った手が震えた話。
プレゼン当日の授業逃げ出そうとした話。
学部の勉強がつらすぎた話。
思った授業と違った。ギリシャ神話とか聞いてないし。
西洋概論っていう授業。
you are currently failing this course と言われて大泣き。
楽しいことがなさ過ぎて明日も今日と同じつまらない日かと想像したら涙が止まらなかった。
すべて怖かった。この国であと4年なんて耐えられない。
不安、孤独、ニキビ、寝不足。
でも、それでも、”学期が終わったら笑えてた”
時間って偉大。
時が過ぎれば自分の精神は安定してる。怖いものなんてなくなってる。
その時ってもう無理、もう耐えられないって思う。けど意外と時間がたったら全然平気だったりする。
だから耐えろ、とか言いたいんじゃない。辛いならつらいでいい。でもこのことがわかっていたら、少しだけ心が軽くなったりするかもしれない。
投げ出しても、投げ出さないでもどっちでもいい。ただ、自分はどちらにせよ後で笑えている。自分も人間だわ、わらわらわら。
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