保育園選びで見るポイント

 過去に何度も『保育園選びのポイントを教えて欲しい』と言われた事があったのですが、当時は上手くまとめられるずにいたので、『外からでは見えない事が多いので本当に難しいんですよね…』としかお伝え出来ていませんでした。

ただ、この2年ほどで、個人的なポイントがある程度定まってはきたので、【ハズレの確率を下げるチェックリスト】をここに書いておきます。

【ハズレの確率が低くなるチェックリスト】

①⬜︎50人〜90人以下程度の一般的な基準での中規模園
※小規模・中規模・大規模と園の規模を表す言葉があるのですが、地方によって100〜200を中規模と言ってる地方があったりするので。
②⬜︎運営園が15以下の法人園
③⬜︎理事長が保育園で保育士として何年も1つの園で保育の現場を経験してきている

※①が無くてどうしても無理で株式の小規模を選ばなくてはいけない場合)

❶⬜︎運営園が15以下の株式会社園
❷⬜︎ 社長や副社長が保育園で保育士として1つの園で6年以上保育をしてきている(上層部が未経験で有識者のアドバイザーを入れているは殆どが無意味で信頼に値しないためNG)
❸⬜︎子どもの玩具の9割が木の玩具を含むお金を掛けた良い物を揃えてあり、手作り玩具は極小数である
(園の外観や大人が使う備品にばかりにお金が掛かっていて、子どもに大切な玩具を手作りや頂き物ばかりでお金を掛けていない園は絶対にアウト)

④⬜︎絵本棚の絵本が全てのクラスで綺麗に片付けられている(2歳児以上は子ども自ら綺麗に絵本を片付けられている事)
⑤⬜︎お集まりの時間や午睡時間など園見学の時間を見学者がある程度選べるor要望したら答えてくれる
⑥⬜︎午睡時間に午睡チェックを保育が必ず触診と目視で0〜2歳児は毎日5分おき3歳児以上は10分おきに徹底して行なっている
⑦⬜︎お集まりの時間に子ども全体が落ち着いて担任の話を聴けている
⑧⬜︎保育士が子どもを呼び捨てにしていない
⑨⬜︎保育士が頻繁に大声を出していない
⑩⬜︎子どもが自由に遊んでいる時間に、保育士が全体を見守れる位置に散らばった立ち位置に立っている

ざっと書いたチェックリストです。
勿論、130人規模で保育の質が保たれている園はあったりしますが、高確率でそうでは無い園があると僕は考えているので、これはあくまでハズレを引かない確率を上げる僕が考えるチェックリストです。
正直これら全てにチェックが入れられる園だとハズレの確率はかなり低くなります。

個人的には特に最初の①②③項目もしくは❶❷❸には必ずチェックが入る園である事が僕の考える【絶対最低条件】です。

保護者・保育士共に参考にしていただいて良い個人的に必須の簡易チェックリストとして書かせて頂きました。

また、チェック項目の内容が何故なのかの大半は他の記事に書いてありますので、理由を知りたい方はそちらをお読みください。



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