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教育委員会に異動って、理由はなに?先生の異動ウラ話

早い自治体だと、先生の次の異動先が連絡アプリなどで発表される時期になって来ましたね。

先生たちの次の異動先は、ほとんどの場合、どこか違う学校に行くと思うのですが…
中には教育委員会に異動になったり、小・中学校から特別支援学校に異動になったり、海外の日本人学校に異動になったりと、少し珍しい異動形態があったりするんですよね。

今日はその中から、教育委員会に異動になるケースについて少しお話ししていこうと思います。

教員の世界から見ると、教育委員会に異動するのって、別に「あ、そうなんですね。新しいところでも頑張ってくださいね。」程度の感覚なのですが、世の中ではそうではないらしく(?)ネットでも調べている方がいらっしゃるみたいですね。

私は収益ブロガーでもあるので、どんな検索ワードで調べている人が多いのか見てみると

「教育委員会 異動 理由」
「教育委員会 異動 出世」

こんなワードで調べている方が多いみたいです。

具体的にはどこに行くの?

まず、教育委員会の異動なんですが、市町村の教育委員会に行くパターンと、都道府県の教育委員会に行く2つのパターンがあります。それぞれ管轄する場所で働くしくみになっています。

市町村だと、教育委員会の中に「学務課」や「指導課」など、色々な部署があるので、そこで働くと考えていただければ良いのかな、と。
(各市町村によって違いはありますので、気になる方はお住まいの市町村の教育委員会の組織図を調べてみると面白いかもしれません。)

都道府県の教育委員会の場合はかなりバリエーションがありまして、教育庁、各地域にある教育事務所、県立の美術館や教育研修センターなど、意外といろいろなところに異動が打診され、働かれる先生もいらっしゃいます。
国体などの大きなイベントがあると、そのために数年前から計画的に人が集められ、先生たちが異動して来るケースもあるようです。

出世コースって本当?

そんな感じで「教育委員会への異動」と言っても、中身は色々あるのですが…

多くの場合、教育委員会への異動と言えば「指導主事」とか、「指導課」と呼ばれる部署でお仕事をします。
3年くらい経つと教育委員会から異動になるのですが、その間に教頭先生や校長先生になるための試験(年に1回ある)を受けて合格していて、次の異動先にはどこかの学校に教頭や校長になって戻ってくる、といったパターンが多いです。
よく教育委員会が出世コースと言われるのは、これが理由かなと思います。

とは言え、私自身は教育委員会に異動になったことはなく、教頭や校長の試験も受けたことはないので、教育委員会に異動することがどれくらい有利に働くのか、実際のところは分かりません。
あくまで「そういう管理職って、なんか多いよね」という印象があるだけです。いわゆる「知らんけど」くらいな話だと思って聞いていただければ良いのかなと。笑

他に異動などで気になることがあったら、よかったらマシュマロでどうぞ。
(なにかと変化が多いこの時期は、気になる疑問が解けるとストレスの種が減って良いのかなと思うので。よかったらぜひ!)


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