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グザヴィエ・ヴェイヤン

六本木のペロタン東京で開催していたグザヴィエ・ヴェイヤン氏の個展へ行ってきました。ヴェイヤン氏の作品を初めて見たのは、原宿駅前にあるWITH HARAJUKU 3Fのテラスにあった可愛らしいオレンジ色の像でした。

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ヴェイヤンというと学生時代「ベーやん」と呼ばれていた阿部くんを思い出します。(どうでもinfo)

さて個展の内容はというと、彫刻、モビール(?)などの立体作品と絵画も展示されていました。

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平面的な立体作品。かっこよすぎる。

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そして立体的な平面作品。

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モビール?のような作品。

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タートルネックを着ているのか、ヘアバンドを首からかけてるのか、はたまた全然別のものなのか、滑らかな曲線の像。木材のあたたかみがあります。

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逆光ですね。

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一本の木から作ってるのでしょうか。合板?
すべてが丸みがかっていて、直線は木目のみでした。

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理屈で表せない感じの、なんとなく好き。

XAVIER VEILHAN 'CHEMIN VERT'
会期:2021年3月30日 - 5月15日
場所:ペロタン東京
URL:https://leaflet.perrotin.com/view/118/chemin-vert

そんなヴェイヤン氏の作品が日本橋で催された「Olympic Agora」というオリンピックにちなんだアートを展示するイベントでも見ることができました。

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「The Audience」という作品。青・黄・赤・緑・黒の像。
オリンピックのロゴの色と輪は、世界の大陸や、自然の要素や、スポーツの鉄則を表しているそうです。

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「The Audience(オーディエンス)」は5人の人間を表現しており、大掛かりなスケールと鮮やかな色づかいにより、伝統的な彫像芸術にひねりを加えています。この5人は、年齢、性別、国籍もさまざま。それぞれに個性があります。しかしひとつに集まることで、まるで小さな「世界の村」を体現し、オリンピックの核となる価値である普遍性を表しています。この関係性を強調するため、ヴェイヤンは作品にオリンピックを象徴する5つの色を用いています。

「この彫刻は、意図的に、オリンピックの観客に敬意を表しています。通常称賛されるのはスポーツの偉業です。ですが、あえてその影に隠れがちな、ヒーローではない普通の人々に焦点を当てることで、観客の重要性と観客による公共空間の利用、そして共に集まるという概念を強調しているのです」とグザビエ・ヴェイヤンは語ります。

「今年は特に、人々、つまり観客が、オリンピックの失われた主役であるとも言えます。『The Audience(オーディエンス)』は私の作品のタイトルであると同時に、私たちが否応なく向き合っている現状の要約でもあります。また私にとっては、物理的には不在だけれども世界中からこの大会を見ている観客たちに存在を与える理由でもあります。この彫刻は、観客の皆さんを代表する大使のような存在となるでしょう。」
公式サイトより)
オリンピック・アゴラ
会期:2021年7月1日 - 8月15日
場所:東京・日本橋室町一帯
URL:https://olympics.com/olympic-agora/ja/

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