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ICC オープンスペース2021

東京オペラシティにあるICC(Intercommunication Center)で行われたオープンスペース2021 ニュー・フラットランドへ行ってきました。ICCとは日本の電話事業100周年(1990年)の記念事業として、1997年にオープンしたNTT東日本が運営する文化施設だそうです。

「オープン・スペース」展は,メディア・アート作品をはじめとする,現代のメディア環境における多様な表現をとりあげる,幅広い観客層に向けた展覧会です.

10年ほど前にも同施設に遊びに行ったのですが、体験できなかった催しがあり、ずっと気になっていました。それがこちら

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無響室〜!

細井美裕氏の《Lenna》という作品。
一人だけで入る体験型のアート。無響室とは音の反射をほとんどなくし、室内での音の反響を無視できるほど小さく設計した部屋のこと。自分で放つ声ですらいつもと違うように聴こえます。ここで椅子に座らされ、目を閉じても開けても変わらないくらいに真っ暗闇にさせられて、スピーカーからの音楽だけに身を委ねます。その音楽はすべてが女性の声だけで作られたような、個人的にはsalyu x salyuの曲を思い出しました。

時に強く迫ってくるような「バ!」みたいな声に(こわ!)と思いつつ5〜7分くらいで終了します。暗所や閉所が苦手な方にはお勧めできませんが、純粋に非日常を体験できるのでおすすめです。(予約制・無料)

カメラの前に立ち、写された自分の顔が少しづつ加工(目の位置や眉毛の太さとか)され、10枚の写真の中かから自分の顔を探すという作品がありました。

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3回目でやっと当たり、どれだけ自分で自分の顔を把握していないかが分かりました。。
この光景はまるで、ジョジョの奇妙な冒険第4部に出てくる辻彩のスタンド能力「シンデレラ」って言ってもあんまり通じないんですよね。

などなど、テクノロジーが駆使された大人から子供まで楽しめる面白い展示がたくさんあるので隙あらば行ってみることをおすすめします。


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↑オペラシティにいる印象的すぎる像

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