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60代一人暮らし、始まる。【東京サーキュラー生活 #2】

区切りの春です。

先週、無事引越を済ませ、台東区の1DKの一室に落ち着いた。
とりあえずの荷物を入れたスーツケースを引きずり、東京に向かう新幹線の中で書いたこのFacebookの反響が大きくて少し驚いた。

区切りの時がついに来た。 震災後間もない2013年、母の介護のためUターンした故郷。あれから11年、たくさんのご縁とお仕事をいただき、2019年に母を見送った後もこの地で楽しくも充実した日々を過ごした。 今日、故郷を再び後にして、息子た...

Posted by 熊坂 仁美 on Thursday, March 21, 2024

先日の修士の学位授与の謝恩パーティでは、某先生に声をかけられ、しっかり見てくださったらしく「あのFacebook、エモかったですよ。過去いちエモかった。写真が良かった」と言われた。この年で、18歳のときと同じことをしている、というところに共感いただいたらしい。

そう、引越の翌々日の3月24日は、学位授与式だったのだ。2年間の修士プログラムを修了し、学生証と交換の形で学位記を受け取った。

アカデミックガウンは恥ずかしすぎて、撮った写真はこの1枚のみ。

そのあとの謝恩パーティでは事務局の方がスパークリングなどを用意してくださった。泡好きの私としては、開放感も相まって泡をおかわりしまくり、最後は「お強いですね」とあきれられてしまった(苦笑)。

その後は退官されたS先生と女子3人で近所のパスタ屋さんでロゼワインを1本空け、勢いついて追いコン会場の神楽坂のワインバーへ。さすが神楽坂、フリードリンクのワインが美味しい。当然のことながらひたすらワインを飲み、さらなる4次会のファミレスでは、レモンサワーを飲みながら20代のゼミ仲間の恋愛相談に乗っていた(気がする)。

こんなに飲んだのは久しぶりで、まあ、お祝いの日だからいいよね。

11時頃に解散して向かうは新居。初めての帰宅だ。駅からの道もGoogle頼り、なんとか我が家にたどり着く。古い部屋だけど、なんだか新鮮だなあ。

引越日にレンタル品が到着

今回の引越はあくまで仮住まいで、ここにいながらじっくりとお気に入りの住処を探すつもり。なので次の引越の時に廃棄にならないように、大きな家財は「借りる」ことにしているのは前回書いた。

さっそく、引越当日に合わせて、レンタル屋さんが洗濯機と乾燥機のセット、デスクとチェアのセット、物干し竿を搬入してくれた。
利用したのは「かしてどっとこむ」で、二人がかりで来てくれて配送も設置も無料。レンタル品の状態もよく料金もリーズナブル。推せます。

洗濯セットは合わせて半年で4万ちょっと。中古ですがほぼ新品な感じ。

洗濯機は乾燥機つきのドラム式にしたかったけど、ドアの幅のサイズがギリギリなので、大事をとって別々タイプにしたけれど、なかなか立派なランドリーコーナーができあがって大満足。別々のほうが何かと使い勝手はいいと思う。

デスクとチェアのセットは半年で17500円。カラーはランダム。

商売道具と言えるデスクとチェアも、幅120センチ、袖引き出しもついていていろいろ条件を満たしている。こちらも仕事するには十分、満足している。

レンタル品はすべて中古、期間は半年間。価格はこんなでした。

サブスクと比べてお安い。ただし前払い。

半年にしたのは、初期費用を抑えるため。延長は自由にできる。

翌日はサブスクの調理器具「ヘルシオ」と中古品の冷蔵庫が到着。その話はまた次回。

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