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『文字のフィットネス』 #11 フィジカル、バイタリティ、スタミナ元気、根性… 「体力」ってなに?

皆さまこんにちは。
パーソナルトレーナー&トレーナー養成校講師の、くまスポ•前田です。

私、仕事柄、ごく平均的な一般の方々と比べると、身長はともかく(汗)、いわゆる「ガタイ」は良い方なのだと思います。
なので、なんというかものすごく活発で体力も有る様に見られますが、半分正解で半分間違いです。
かなり内向的ですし、すぐ風邪ひきます🤧
※ちなみに、お酒なんかもかなり弱いです🍶

かと言って、これも仕事柄か、体力がない訳ではないとも思います。
一応トレーニングもしっかりしていますし、平均的な同年代の一般男性よりは、おそらく力持ちだと思います💪

この『体力』という言葉、考えてみるとつかみどころがない様に思いますが、アスリートはもちろん、一般の方々、特にビジネスパーソンとって、『体力がある』というのは大変強みになりますし、従業員の体力レベルが総じて高いチームの底力は、非常に大きなものがあると思います。

『体力』とは一体なんなのか。
考えていきたいと思います。

◎体力の種類

あった方が良い、この『体力』。
体力という言葉自体は様々な意味を含む、いわゆるビッグワードであり、その要素により、いくつかに分けることが出来ます。

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一つ一つ見ていきましょう。

・身体的体力と精神的体力

まずは、「身体の体力」「メンタルな体力」この二つに分けることが出来ます。
そのなかにそれぞれ「行動体力」と「防衛体力」があります。
スポーツに例えると、行動体力=オフェンス、防衛体力=ディフェンスのような感じなるでしょうか。

:身体的行動体力
フィジカル」という言葉でも表される事が多い、この身体的行動体力。
大きさ、長さ、強さ、速さ、持久力、柔らかさ…。
これら全て、この「身体的行動体力」にあたります。
:身体的防衛体力
こちらは、身体に対するあらゆる物理的ストレスや現象に対する抵抗力を表します。「打たれ強い」「丈夫」などの言葉で言い表される事もあります。
コンタクトスポーツなどでの、多少のコンタクトで体勢を崩さない、またケガもしない抵抗力。
またいわゆる「免疫力」と呼ばれる目に見えない細菌やウィルスなどへの抵抗力も、この「身体的防衛体力」にあたります。

:精神的行動体力
次に「精神的体力」。
この中の「精神的行動体力」は、「バイタリティ」という言葉もあてはまります。
仕事やその他でも、様々な場面での意思決定や判断力、物事をプラスに考えて行動を起こす力、心の持ちようなどがこれにあたります。
スポーツの試合などにおいての強気さや積極性、また自分たちの力を信じる心なども、これにあたります。
:精神的防衛体力
最後に、「精神的防衛体力」。
よく「メンタルが強い」というような言い方をしますが、まさにこの事ですね。
緊張やプレッシャー、ストレス、諦めそうになる自分自身との闘い…。
これらのような、精神的なストレスに対する抵抗力です。

◎互いに影響し合うこれらの要素

「身体的行動体力」「身体的防衛体力」と、「精神的行動体力」「精神的防衛体力」。
これらはそれぞれ独立して存在する物ではなく、互いに影響し合います。
同じ身体的体力同士、精神的体力同士の場合、イメージしやすいと思いますが、身体的体力と精神的体力も相互に影響し合います。

スポーツの試合がわかりやすいでしょう。
例えば…、サッカーの試合。
試合前、整列して相対した相手チームの選手たちは、背丈はさほど変わらなくても、明らかにか細い。
実際ゲームが始まっても、コンタクトもそれほど強くないし、速さも感じない。
なぜなら、そのフィジカルの優位性は、自分たちがどんなチームよりもたくさん練習してきたから。
普段から、精神的にもストレスがかかるような猛練習をしてきたから、試合中の多少のプレッシャーなんて、どうってことない…。
そう思うと、随分気持ち的にもゆとりができるし、その様な身体的体力と精神的防衛体力のゆとりは、「よいメンタルでの試合に臨める」という状態、いわゆる精神的行動体力の優位性にも繋がります。

逆に、例えば身体的防衛体力が少し落ちてしまっている場合(例:疲労が蓄積している、ケガをしている、風邪などで高熱が出ている…。)、判断力が鈍ってしまったり、決断がどうしても消極的になってしまったりという事は、起こりうる話です。

◎元気があれば何でもできる!

結局は、身体的にでも、精神的にでも、体力レベルが高い状態にあれば、どの様な事も遂行できるし、例え上手くいかなかったケースでも、すぐに体勢を立て直して前進していけるのです。
まさに「元気があれば何でもできる!」のです。


◎チーム内(社内)の身体的体力向上のススメ

チームや社内の皆様の「モンスター化」とまではいいませんが(笑)、健康づくりや定期的な運動、またそれによって得た「体力(ここではあえて、ビッグワードの「体力」)」が、皆様の生活や仕事のスパイラルを上向きにしてくれることでしょう。

運動プログラム導入をご検討の皆様、個人、企業・団体様問わず、是非一度ご相談ください。
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