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人を見下している場合じゃない

人は他人をすぐ見下すけど、多くの人はそんなことしている場合じゃない。
僕も数年前は、すぐバカにして見下すようなクソ人間だった。なので、ごちゃごちゃ言って見下す人の気持ちは少し理解できる。

僕の職場にもいる。口を開けば「あの人は〜」「つ〜か、さぁ〜」が止まらない。口を開けば、他人のことをごちゃごちゃう言う。否定も肯定もせずに、可哀想な人だと思いながら話を聞いている。口にはしなないが、聞いていて疲れるし、内容もツッコミどころ満載。

「あいつは仕事ができない」「あいつは変われない」とか言う人間は、たいてい自信と余裕がない人間。自分に実力がないことに不安は感じているが、行動することをサボりながら、現状回避するために、周りの人にいろいろ言って、保とうとしている。

さらに、見下している間は、自分が大きくなった気になれるので、手取り早く快楽が得られやすい。人のことをなんやかんや言って、気持ちよくなるやったら、そりゃ言うよな。

だけど、聞かされている方は「で?」「それで?」「だから?」って感じ。人を見下して得ている快楽と引き換えに自分の信頼や好感が削られると思っていただきたい。

「仕事ができない」「変われない」とか言うが、言う人より仕事ができる人は、尋常ないぐらいの数がいて、そんな仕事できる人からすると、見下している人は見下される側になる。言っている一方で言われているなんて、めちゃくちゃ滑稽。

自分に実力がないのら、することはあるはず。やるべきことからサボり、見下している場合ではない。信頼と好感は失われ、なにも残らない。

そんな見下す職場の人を見ていると、昔の自分を思い出してしまい、恥ずかしくなる。偉そうに言うつもりはないが、人を見下すことがいかに愚かなのか気づいてほしい。

僕は、気づけて言わないようなはしている。これまで言い続けてきた時間と体力はもったいないが、気づけただけまだマシ。だけど、気づいてない人は、どうやって気づいてくれるかなぁ?

僕の場合は、友達や知人がまったくいないから、言う相手がいなというのもある。それはそれで寂しい問題やな。




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