中国の証明写真:本人確認は大丈夫?修正されてほんのりイケメンになる話
中国でも証明写真って必要です。
今日も居留許可と就労許可の更新のため写真をとりました。
そして日本と中国の証明写真の違いは「電子化」されており、役所には撮影したときに受け取った用紙を提出するってことです。
役所は、その用紙に記載されているバーコードを読み取ることで電子化された画像データを利用できます。
そして、この画像データは、わたしの外国人住居登録・就労許可・居留許可などに用いられて、自動的に更新されます。
つまり、どこかの役所で顔データを更新すると、申請した役所とは管轄が違う組織のデータも書き換えられてしまうってことです。パスポート番号と紐付けられているのでしょう。
こんなことを書くと、ボスはやっぱり私たちを見ているんじゃん。中国って管理社会でおっかないな〜と思われることでしょう。
そんなお話を note に書いたこともありました。
でも、顔データが登録されていることを、それほど心配しなくても良いのではとも思っています。
なぜかって?
なぜなら、バリバリに修正されるからです。
照明写真を撮った後、明るさの調整くらいはしても構わないと思います。
でも、中国の場合は明るさ調整なんて当たり前、顔の輪郭だっていじります。さらには口の傾きも調整していましたし、証明写真のサイズでは確認できない鼻毛まで画像処理で消されました。
左右の肩幅がズレているのも調整していましたし、髪の雰囲気も変更されました。
先回の証明写真は2023年6月に撮影しました。
そこに映っているのは、色白で痩せ気味の中学生のような顔をした自分です。そして、今回のは浅黒く笑顔が素敵なオッサンに仕上がりました。
どう見ても同一人物には見えません。
そして、今の証明写真と、リアルなわたしを見比べてみると・・・まぁ、本人と言えば本人ですが、写真の方は、間違いなくフォトショでイジった感が見られます。
そして、当人は冴えないアラフィフです。
そんなわけで、顔写真データをお役所が一括管理していようがしていまいが、さほど気にすることもないような気がします。
だって、現実の自分とは違っているのですから。
さらに、今日画像処理をしてくれたお姉さん、10分ほどいじくり回したと、わたしに制作物を見せて「これで大丈夫?他に変えてほしいところある?」と聞いてきました。
わたしは苦笑いしながら「今ので十分です」と答えました。
心のなかで、これって証明写真としてどうなのよと思ったり思わなかったりしましたが、日本とは違う面白さを感じられたのでヨシとします。
さて、ここまで書いてきて友人が自動車運転免許の更新時に笑顔の写真を出したら撮り直しを命じられた話を思い出しました。
僕の証明写真は微笑んでますので、日本では使えないでしょうね・・・電子データも貰ったのですが。
証明写真を見てみたいというあなた!ビールをご馳走してくれるのなら、わたしのオモシロ証明写真遍歴をご覧に入れますので、ご連絡ください。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!
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