わたしは移動中はいつもオーディオブックを聞いています。

地下鉄とかバスの車内がうるさいし、タクシーの運転手に話しかけられると面倒だからイヤホンをして、朗読を聞いているだけです。

ですから別に音楽でも良いのですが、音楽を聞いてしまうと聞くのをやめた後も脳の中でメロディが繰り返されてしまい、しばらくの間、集中できなくなるので朗読にしています。

そして、残念なことに朗読を聞いていても、そこから何の学びもありません。音は聞こえているのですが、内容はまったく頭に入ってこないので意味がありません。

騒音を減らすための環境音の代わりに聞いているだけですので、雨音とかの録音でも良いのかなと思い試したのですが、この場合は意味がなさ過ぎて退屈に感じてしまいました。

それで、最近は聞いても聞かなくても良いような、どうでも良い内容のオーディオブックをダラダラと聞いています。

そのためだけにAmazonに毎月1500円も払うのはどうかと思うのですが・・・

さて、地下鉄などに載っていますと、多くの人はわたしと同じくイヤホンをしています。

そしてほとんどの人はスマホで動画を見ているようです。

中国人の学生や知人に聞いてみると、わたしのオーディオブックと同じく、意味はほとんどないどうでも良いような内容の動画を見ていると言います。

見ているときは面白いそうですが、内容は特に心にも頭にも残ることはないと言います。

そうなると、通信量の無駄使いとも思えますが、退屈でうっとうしい移動時間が少しでも快適になるのであれば、まったく不必要な投資とも言えません。

わたしのオーディオブックを聞く習慣だって同じようなものですしね。ただ、わたしと彼らには大きな違いがひとつだけあります。

それは歩くときにどこを見ているのかという点です。

わたしはオーディオブックを聞いているだけですので、歩いているときは周囲を観察できます。

しかし、動画を見ている人たちは違います。

スマホを見ながら地下鉄のホームや構内を移動します。当然、周りを確認できていませんので、人の動きを察知して道を譲ったりはできません。

ただただ周りの移動の波にながされるまま、ふらふらと移動しています。

この様子がとっても気になります。

若い人もカップルも、子ども連れも皆スマホを見ながらふらふらと歩いています。たまにお互いの顔しか見えないってカップルもいますが、少数派です。

彼らはデート中にイヤホンつけたままだったりしますしね。もはや二人で出かける意味なんかないだろって思えます。

まぁ悪口はこの辺でやめるとして、動画を見ながらふらふらと歩く人たちを見てて、自分も同じだなと思いつつ、このままではダメになっちゃうなと思ったりもします。

ただただ時間を過ごすために、どうでもよい娯楽を消費するようになると、不健全で不健康な生き方に陥ってしまうような気もします。知らんけど。

そんなわけで、オーディオブックはやめて、今後はノイズキャンセリングのみ有効にしたイヤホンをしようかなと思ったりもしてます。

でもそれならただの耳栓でも良いんじゃないって思い、こうやって少しずつシンプルになるのかもって考えると、何が面白いのかわかりませんがニヤニヤしてしまったりします。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日！

皆さんの「スキ♡」が私の原動力です。メンバーでなくてもタップ可能、しかも無料です！下の「スキ♡」をクリックして応援してください。