日本の職場・中国の職場:日本が圧倒的だと思う3つのポイント
昨日は日本と中国の職場を比較して、中国が圧倒的だと思う3つのポイントについて書きました。
漢字6文字でまとめると、微信・適当・達観となります。
もし良かったら昨日の記事もご覧下さい。今日の note の最後にリンクを貼っておきます。
さて、今日は日本が圧倒的に優れていると思うポイントを3つ取り上げたいと思います。
漢字6つでまとめると、丁寧・慎重・目的となります。
日本人の丁寧さは間違いなく世界最高レベルです。
もちろん、どの国にも細部に気を遣える芸術家のような人がいます。しかし、国民全体として丁寧とは言えません。
しかし、日本の職場での振る舞いはすべての面において、しかもほとんどの人が中国人と比較すれば圧倒的に丁寧です。
言葉使いも、装いや身のこなしも丁寧です。さらには、仕事の仕上がりも丁寧な人が多く、これは中国では見られない状況です。
もちろん丁寧であることが目標になっている人もいますが、それでも丁寧であろうという姿勢がミスを減らしたり、スムーズな人間関係に寄与しているのは事実だと思います。
次に慎重であると言うことです。
中国人は日本人の慎重さを馬鹿にする傾向があります。
失敗をしてから考えれば良いというのが彼らの基本姿勢です。
しかし取り返しの付かないミスというものがあります。ビルが倒壊したり、高速鉄道が大事故を起こしたりすると、次から頑張ろうではすまないはずです。
もちろん通常の業務がそんな大事故を引き起こす可能性は低いでしょう。
しかし、中国で働いていると、小さなイライラやモヤモヤの原因が考えの浅さに起因することが多く、もう少し慎重に取り組んでくれとぼやきたくなります。
最後に紹介するのは目的です。
中国であろうと日本であろうと、会社は利益を出すことを目的とするのは同じです。
しかし、中国の場合は個人の利益が目的となることが多く、さらに勝ったものが正義という考え方が日本よりも強いのでトラブルが起きやすいです。
それに対して、日本の目的意識は集団に向いているように感じます。
結果、チームで働くことが重視されます。そしてチームがうまく機能しているときは大きな力を出せるように感じます。
ただ、丁寧さにしても、慎重さにしても、目的意識にしても、焦点がずれてしまい強みが弱点になってしまうことがあります。
過剰に丁寧であったり慎重であろうとして、不要なストレスを抱えることもありますし、顧客サービスがいきすぎてしまい、お互いに不幸せな関係になることもあります。
それで、日本がスゴい、中国がスゴいという勝ち負けの問題ではなく、お互いに、日本式のやり方が優れている部分を取り入れつつ、中国式の優れた点も参考にするという考え方が良いでしょう。
あまり主語を大きくしすぎないことが大事なのでしょうね。
もし良かったら昨日の note もご覧下さい。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!
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