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公園で出会った床屋さん:中国の副業文化と私の挑戦

最近、公園で床屋さんをやっている人たちに会いました。

週末限定でお店を出している人もいるようで、結構繁盛しています。

わたしが見たときには5人ほど待っていましたので、人気があるんだなと思いました。

お値段は10元(200円)くらいです。

近所のカットだけのお店が40元くらいするので、コスパは良さそうです。

ただ、公園ですので公開カットとなりますし、カットする人も鏡などの設備があるわけではないので、仕上がりはそれなりでしょう。

とはいえ、10元で、そこそこの見た目を保てるのであれば悪い選択ではなさそうです。

わたしもセルフカットすることもありますが、結構面倒くさいですし、上手くいかないこともあります。

それで、掃除や後片付けなどのことを考えると、10元で切ってもらえるのであればお得な気もしてきました。

さて、この行列ができる公園の床屋さんのことが気になったので、お話を聞いてみることにしました。

この方、月曜から金曜日は会社員として仕事をしているそうです。

よく聞き取れなかったのですが、仕事はIT系のようで忙しいと話してました。

ただ、収入に不安があるし、週末にすることもないので土日は公園で床屋さんを営業しているそうです。

お客さんは、少なくとも10人、多いときは20人ほど来るそうで、収入は100〜200元(2000円~4000円)

8日間労働で、最大で1600元(32000円)ほどになります。バイトとしては悪くない金額です。

もしマクドナルドでバイトしても、時給20元くらいですから、マクドで10時間バイトするよりは、公園で半日程度、床屋さんを開業するほうがストレスも少ないのでしょう。

公園で、勝手に営業していても注意されることもないそうで、叱られるまで続けるよと話していました。

また、お客さんと連絡先を交換しているので予約もできると、床屋さんは笑ってました。

副業として床屋さんというのは、日本では難しいと思いますが、中国ではチャレンジしたいと思えば誰にだって機会があるのかなと思ったり。

コーヒースタンドをだす若者や、ブティックハンガーひとつで服を売る人もいます。

何かを思いついたら、とりあえずやってみようと思う中国人のたくましさを、少しだけうらやましく思いました。

さて、わたしの高校への派遣も残り6日間となりました。この案件が終わるとお仕事がまたもやなくなります。

ビザの関係もあり、やってみよう〜と何か副業を始めるのは難しいですが、許されている範囲で、自分もなにか行動してみようと思ってます。

ただ、今月の生活費を稼ぐという動機ではなくて、もうすこし長いスパンで物事を見るようにしたいと思っております。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!

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