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#12 本が好きな子供が育つ習慣をしたら、読書好きになった娘と読書嫌いになった息子ができた

こんにちは。くみです。
子供が生まれたら本好きな子に育てたい。そう思う親の1人でした。
やっぱり本から世界が拡がるだろうし、本を読んでデメリットって逆にないし。

【本が好きな子が育つ習慣】
読み聞かせをする
両親も本を読む
家に本を置く。本の表紙が見えるように並べる
書店・図書館に頻繁に連れて行く
読む本は子供に自由に選ばせる
子供が読書をしていたらほめてあげる

上にあげた【本が好きな子が育つ習慣】、全部やりました。

その結果、本を読む子と読まない子が出来上がった。ほんと、同じように育てたのにと不思議なんだけど、結局本を読む子と読まない子かは個人の資質(性格、志向、嗜好)によるんじゃなかろうか。

娘の時はやったこと。
✔︎毎週末に毎週図書館へ行き、本を借りる。
本は制限ギリギリ一回15冊
✔︎夜は読み聞かせ
✔︎毎週末、昼は外食だったけど待ち時間、食後は必ず読書
✔︎本屋さんにもそれなりの頻度で行き、音の出る絵本などで遊ぶ。
✔︎家にも本がたくさん、いつでも本が読める環境

いや、見事なくらい【本を読む子供の習慣】づくりを実践してるではないか。自画自賛。

娘は年長のころ、図書館に行ったらそこで本を読む。借りる本も制限ギリギリ15冊選ぶ。帰宅したら速攻で本を読む。その繰り返しで気づいたら年間300〜400冊程度読んでいた。芦田愛菜ちゃん並に読んでると喜んだ覚えが。

読む本のレベルはいつも数年上。例えば年少、年中の時はおばけのあっちシリーズから始まり、乱太郎、まじょこシリーズ。小学生になると伝記、青い鳥文庫など、高学年向けの本が中心。

下の写真は娘の読書記録グラフ(小一)。月平均30冊〜40冊

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娘の読書習慣がうまくいったもんですっかり天狗になっていた私。誰に対しても同じようにやれば本を読む子ができるのだと信じて疑わなかった。
すっかり調子に乗った私に、そこから神様から与えられた試練があるとは思いもよらなかった。

ちょうど娘が小一になる頃生まれた息子。
小さい頃から読み聞かせ、図書館に通い同じように育てたけど、全くと言っていいほど自分から本を読まない。私が家の中で読もうが、外で読もうがどうも集中力が続かない。

私としては「あれ?なんで。なんで?」という違和感の連続。

同じことやっても結局息子が自ら本を手に取ることはほぼ皆無。本屋に行ってもすぐ飽きる。

それでも飽きずに続けていればどこかで本に目覚めるはずという母の期待むなしく、この前学校の先生になんの本が好きと聞かれて”I don’t like books”と答え、母はガックリみたいな…。

そういえば、同じ環境で育ったけど兄は海外に興味なかったし、私は海外に興味があったっけ。
それと似たようなものなんだろうか。

恐らく本が好きな子に育つ習慣は、本好きにさせる必要条件だけど、十分条件じゃないから、うまくはまって本ずきになる子もいるけど、そうならない子もいるのかもしれないと、『本を読む子の習慣づくり』を数年やってようやく気づいた私。

往生際の悪い私は小3になった今もまだ読み聞かせをしてるが、本のレベルはなかなか上がらない。
やっぱり私が読むだけでは、圧倒的に読書量が足りない。

鬼滅の刃、ドラえもんなどの漫画は喜んで読んでるから漫画やゲームから活字を学ぶタイプなのか。
あとは耳読。話したことはよく覚えてるし、読み聞かせしてもらうのは割と好きなので、私がオーディオマシーンと化してひたすら、寝る前に音読するしか方法はないかもしれない。

だから中学受験界で有名な、東大に子供を4人入れた佐藤ママや、スタンフォードに子供を3人いれたアグネスチャンとかの子育て本を読むと、なぜ個性が違ってもそんなに同じような結果がでるのか、うまくいくのかと不思議でたまらない。誰か教えてください。

ちなみに読書好きの娘も、中学受験塾に通うようになった四年生から読書量がガクンと減って、今は読書してる姿を見ることはほぼ皆無…。
受験期間中も読書量が変わらなかった芦田愛菜ちゃんは、さすがの一言。そういえば天皇陛下の即位に際し祝辞を述べる愛菜ちゃんは秀逸な言葉選びで正々堂々としていたなぁ。

子育ては親の思ったように進まないと、当たり前の真実にようやく気づく私。ほんに、子育ては試行連続ナリ。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。オチが全くない話で。もし少しでも、「あ。わかる!」とか、そうだよねとか思ったらぜひいいね押してください。次への活力にします。


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