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労働組合の「人と会社をつなぐ」役割は、不変いや高まっているのではという話

年度末ですね。
皆さま、今年度は良き一年でしたか。
新年度、良き一年となるよう、ともに頑張りましょう。

さてさて、若い世代に転職が当たり前になってますね。
環境を変えるのに転職するのは当たり前。
転職がすごくプラスイメージで考えられています。

いや、いいことだと思いますよ。
新卒1回目でビシッと自分に最適な職場に行けるのってかなり幸運な場合だと思いますし、
転職で天職に出会える人もいるでしょう。
実は自分も最初の就職先は合わなくて転職で天職に出逢った人間です。

ただそうなると、労働組合ってもう時代遅れ、意味ないんじゃないって思えるかもしれないんですよ。
労働組合は従業員が集まり、従業員と会社の対話で働き方を良くするもの。
そんな対話とか面倒くさいことしなくても、転職しちゃえば良くね?となるかもしれません。

でもね、労働組合の意義って、もっと本質的には(偉そうだな)
「人と会社をつなぐ」
ことなんですよ。
従業員と会社をつなぐ、話し合う。
従業員の想いを会社に伝える、会社の想いも従業員に伝える、そして話し合いでより良い働き方を作る。

これは、どんどん転職する時代になっても意義を失わないと思います。
「成長できないから転職する」という思い持っているとします。
今の会社に伝えれば、成長できるように働き方を変えてもらえるかもしれない。すると、今の会社に残るという選択肢も出てくる、選択肢が広がる。
転職したとして、「もっと成長したい」と会社に伝えれば、当初の会社の考えより、より成長が望まれるポジションへの配属があるかもしれない。より、仕事への満足度が高まる。

結局、幸せに働くためには、
「幸せに働くためにこうしたい」って想いを働き手が伝えて、それを形にできる仕組みが必要で、その一つが労働組合なんですよ。

個々人が働く上での幸せをより求めている今の時代、その幸せのツールである労働組合の意義は、むしろ高まっていると思いますね。

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