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「ある男」を読んで

原作は映画を見たあとに読みたい派
なので読んでみた

映画は時間の制限もあるし
エピソードも限られるから
同じ話と考えて読むと
各人物の背景が分かって、なるほど
と思ったことも多かった

でも
自分が映画を見た時に感じた印象とは
主人公の印象がずいぶん違っていた

人は自分が思うように
人を見ている気がする

私は基本的にこの人は悪い人だ
と意識的に思わないように人を見ているんだな

映画を見ている時は各人物を悪い印象で見ていなかった
でもその状況に置かれなければ
人はその行動をとらない
人によってどう行動するかは
感じ方も違うしいろんな理由で違ってくる

何が正解かは
見ているところが違えば
全然違ってしまうんだなぁ
とも思うし
落とし所のようなものは
結局、誰かが得したり損したり
それはどうしようもないんだな

今私が生きている環境でも常に
そんな繰り返しが行われてる

エゴや綺麗事だけでは
通用しないだと痛感した
お話だった



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