不眠のリアル

私は眠りたい。それだけなのに、なぜ眠れないのだろう。私は何が悪かったのだろう。私は人生を棒に振ったのだろうか。

私は30年間、不眠症に悩まされてきた。小さい頃から、夜になっても眠気が来ない。布団に入っても、目がぱっちりと開いてしまう。時計の針が進むのを見つめるのが日課だった。母は私を心配して、色々な寝る方法を教えてくれた。暗い部屋でリラックスすること、カフェインやアルコールを控えること、適度な運動をすること、睡眠導入剤を飲むこと。でも、どれも効果がなかった。私は眠れなかった。

学校に行くのが嫌になった。授業に集中できないし、友達とも話す気がしない。先生や親には、勉強ができないとか、性格が悪いとか、言われた。でも、私はただ眠りたかっただけなのに。私は眠れなかった。

大学に進学したが、そこでも苦労した。レポートやテストに追われる毎日だった。夜更かしするのは当たり前だった。でも、私は夜更かしするのが好きなわけではなかった。私は眠りたかった。でも、私は眠れなかった。成績が下がり、奨学金が打ち切られた。私は大学を中退した。

結婚したが、そこでも幸せになれなかった。夫は私を愛してくれたが、私は家事ができなかった。朝起きられないし、昼間もぼんやりしている。夫は私に怒ったり、不満を言ったりしなかった。でも、私は夫の顔を見るのが辛くなった。私は夫に迷惑をかけていると思った。私は夫に愛されているに値しないと思った。私は離婚を切り出した。夫は驚いたが、私の意志を尊重してくれた。私は夫を失った。

就職したいと思ったが、そこでも挫折した。面接に行くのが困難だった。朝早く起きることができないし、眠気に負けてしまう。面接官には、やる気がないとか、礼儀がないとか、言われた。でも、私はただ眠りたかっただけなのに。私は仕事ができなかった。

私は孤独になった。誰も私を理解してくれない。誰も私を助けてくれない。誰も私を必要としない。私は自分が嫌いになった。私は自分を責めた。私は自分を許せなかった。

私は死にたいと思った。死んだら、眠れるのだろうか。死んだら、楽になれるのだろうか。死んだら、誰も私を責めないのだろうか。私は死にたかった。でも、私は死ねなかった。

私は眠りたい。それだけなのに、なぜ眠れないのだろう。私は何が悪かったのだろう。私は人生を棒に振ったのだろうか。私は悔しい。私は悲しい。私は苦しい。私は眠りたい。私は眠りたい。私は眠りたい。

実際すっごくチャンスを逃しまくる人生今もやってます。

• 素敵な人が現れても結婚はおろか、一緒に旅行も出来ない

• プログラミングが楽しくてハマったけど不眠のせいで勤務時間が定まらないので就職に繋がらない

• 英語も日常会話出来るし宅建も取ったけど自己満足でしかない

• リアルな社会に参加できない。眠れないとパニック発作起こすから、不眠が発動することでたくさんのチャンスを逃した

はー、いつまで続くんだろう。
今日も貫徹でした。