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風が吹きました サラサラ サラサラ 草がゆれます はたが ハタハタ はためきました あの頃…
まず、手を伸ばし 息を吐く 空気は揺れて 冷気を運び、 目を閉じては 素知らぬ顔で 君を見…
空を指さし、 「青」と 呼んだあの子は ニコニコしながら ストローをすすっている ぼくは空…
鍵盤を トンと叩けば 音がはみ出した ゼリーのように プルルンと ああ、そんなおやつは どう…
暑い日に 頭上の陽を見た なんて点だ! パンチで ポッカリと 穴を開けたような 誰かが むや…
ぼんやりと 光が姿を現した 霧に被われた森、 風が吹き抜ける 目を閉じて追っていた 心の波…
木漏れ日が くるりと ぼくの目を射抜いた 風は吹いていたのに その時ばかりは 静かに、 でも、笑っていた ぼくはバッタリと 横になって 心地いいね と、つぶやくと 風は サラサラ サラサラ
おはようと ささやく 鳥は フンフンフン と、尾っぽを振った ぼくは 苦笑いをし、 突っつい…
明かりの下 ぼくは 立っていました パーッと照る ほんわかした光に ぼくは 天使を感じました…
そよそよとした 優しい風が エアコンから 流れ出る ぼくは くるり くるくると 部屋の中にい…
夜が沈黙を守る 孤独なぼくは ペットボトルを 立てた 一本 中には 黒い、黒いものが、 入っ…
丸っこいなあ 白い月 揺れる草木に うっすらと 光を届け、 身を潜めていた 妖精たちは 姿を…
コーヒーを すすると、 冷たい氷が 頭を コンと叩いた そんなぼくを ペンギンが、 大丈夫か…
ひらりひらりと ウェーブした なびく花びら 君の頬には 淡い風が 優しくかすめ、 一歩、 目に踏み出した 君の美しき姿を ぼくらの吐息は メロディーとなって 祝福しているのです