見出し画像

【詩】雨粒

雨粒がポタリと
君の頭に落ちた

それを知らない君は
両手でそっと
落ちたところを探している

ぼくはその姿を
フフフと、
愛らしく覚えた

さあ、こっそりと
雨粒だよと、
教えてあげるよ

君は照れ隠しを
するけれども、
ほっぺが赤く色づいている

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?