私のお花は、暮らしの花ですので　お花屋さんのギフトのお花やイベント装花等の立派なお花とは趣きが異なる　素朴なアレンジメントです。

いつもアレンジメントの写真をInstagramなどに投稿していますが、私がどうやって作っているか　お伝えします。制作時間は20分くらいです。(このnoteの投稿は1時間以上かかります💦)

庭のダリアも倒れて乱れて　可哀想な姿です。アレンジメントに使えそうな綺麗なお花を切って　枝を軽くしてあげます。

他に、千日紅やホトトギスなどの小花と葉物も庭から収穫です。

オアシス(吸水性スポンジ)を器(これは使わなくなった食器なの)にセットします。

さあ、後ろが壁の場所に飾るので　三方見のタイプを作りましょう。

庭に咲いていた花は、茎が曲がり　虫食いもあり、それらを矯正することよりも一本一本の個性を活かして挿していきます。アレンジメントの形も　お花の本数から考えて　だいたいの大きさをイメージする程度で　ダリアを挿し始めます。

ほら、こんなに屈折しているお花もあります。雨風で枝が倒れ、それでも蕾を咲かせようと　太陽の方へ向かって咲いた姿です！可愛い！

ダリアが挿せたら、全体のアウトラインを意識して葉物を挿します。葉物もそれぞれ色合いや姿が違うので、お花と同じように一本一本をよく見て　挿します。

千日紅、ホトトギス、コスモス、トレニア、ケイトウを入れます。ホトトギスの茎のラインが可愛かったので　それに合わせて　ワイヤープランツをお花たちの上にかかるように挿しました。こういう細かなところが　庭の花でアレンジする『花遊び』の楽しい時間でもあります。

この写真は横から見たものです。後ろが壁になるので、後ろの面には　お花は挿しません。暮らしの花は　上からや横から見ることも多いので、後ろ側以外は　花や葉物を挿して　オアシス(吸水性スポンジ)が見えないようにしましょうね。

出来上がり。器にお水を足して　玄関に飾りたいと思います。

暮らしの花は、難しく考えず、今日出会えたお花の姿を大事に　お花と会話するようにアレンジしていくと良いと思います。