お世話になった方の敷地内に生えている草花で花束を作ったら　とても喜んでもらえたので、ちょっと驚きました。

一昨日から大分県にお邪魔しています。あちこちに案内してくれる素敵な女性のご実家の敷地がものすごく広くて、私好みの小さな花々が咲いています。
キャッキャッしながら見ていたら、ハサミを出してきてくださって…
そうきたら、はい、簡単ミニブーケ制作の始まりです。
私は彼女と散歩しながら、私に向かって『摘んで〜』と声をあげている可愛い草花を選んでカットしていきます。
片手いっぱいになったら、庭先の日陰でササっと束ねます。
紐も輪ゴムも無いのを心配している彼女の前で、「スズメノエンドウ」でステム(左手で束を持っている部分)を結びます。
そのことに感激してくださって、涙が出ると…仰るのです。

え〜、こんなことでそんなに？って思うけど

自分の当たり前、業界の人の常識みたいなものは、大概　他の方々には驚きの情報だったりしますものね。

調子に乗って、出掛けましょうと言う彼女の前で次々と制作(束ねるだけならほんの5分程度なので)

あ、道端の草花はすぐに水落ち(花屋さんで流通している花より萎れやすい)するので、バケツなどにたっぷり水を汲んで　深水で水を吸わせてあげてね。

自分にとって簡単なこと、ましてや楽しいことで　人に喜んでもらえるって本当に気分の良い時間です。これを幸せの時間というのですね。
こういう時間が、人生の中で沢山あるのが幸せな人生なのでしょう。

今回の九州旅行も昨年のように『花旅』です。
素敵なスタートになりました。
どんなお花と出逢えるかしら…