40代にとってエモすぎる映画「ボクたちはみんな大人になれなかった」
Netflixを開いたら、トップページに出てきた森山未來と伊藤沙莉。
燃え殻さん原作のNetflix映画「ボクたちはみんな大人になれなかった」が11月5日に公開されたらしく、ネトフリのトップページに出てきた。
見つけたのは水曜日の24時。
映画の長さは2時間。
あしたも仕事だ。
さぁ観るか?寝るか?
よしゃあいいのに「ギリ、いける。」と判断し、見始めた。
眠くなったら途中で止めようと思っていたが、
結局、最後まで見てしまった。
40代にとってはエモすぎる
先にお伝えしておきたい。この映画は、実にエモい。感情が揺さぶられる。
特に、40代のあなたにとっては、懐かしいあの頃を思い出すアレコレが出現して、エモくなること限りなしだ。
オザケンの曲が流れる。
ポケベルが鳴る。
文通する。
そういえば僕も文通をしていた。あの頃、ボクは中学生だった。
手紙を出して、返事が来るのを待つ。
ずいぶんと長く待った末に返事が来る。その手紙を何度も読む。
そんなことを映画を見ながら久しぶりに思い出して、なんとも言えない気持ちになった。
LINEでパッパとやり取りできてしまう”速すぎるコミュニケーション”が渦巻いている今の世の中から考えると、なんて時間のかかる方法だろう。
あの手紙に掛ける時間と込める想い、そして受け取った手紙を読む時間は、最高に幸せな時間だった。
しかし、そんな手紙も、返事が来るのが遅くなり、内容も悲しい返答に変わっていった。なんだか思うようにはいかないし、どうすればいいのかもわからなかった。あの頃の後悔は、忘れていたけど、消えることはない。
たまに思い出して、そして、酒を飲む。
「子どもの頃、いまの自分みたいになりたかった?」
劇中に出てくる言葉が刺さる。
この言葉を20代で聴いたらなら、
「自分は、まだこれからだ」と思えるのかもしれない。
でも、40歳を過ぎた人間には、わりと鋭利に突き刺さる。
とはいえ、
そんなに悪い状況なわけでもない。
そんなに素晴らしい状況でもない。
「普通」といえば「普通」の日々。
「あー、普通だなぁ。」
その言葉が、妙に響く。
この映画には、その「普通」がテーマとしてある。
「普通」を嫌う主人公の彼女。
「普通」を求める人。
「普通」って、なんだろう?
その話は長くなるから、また次回書くことにしよう。
ま、見てみてよ。少しだけ落ち込んで、少しだけ元気になれると思う。
『書く習慣』#1ヶ月書くチャレンジは、個人的には30記事を継続的に書くチャレンジと置き換えてチャレンジ継続中。なんだかんだで25記事目。
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