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探究授業インプット指導案

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探究授業案の記事をまとめています 授業用資料スライド部分は、パワーかかっているので、 有料設定にさせていただいています。
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記事一覧

授業テーマ:ロジカルシンキング

こんにちは、くらげ先生です。 これから数回、高校探究のインプット指導案を掲載していこうと思います。 知らないより知っていた方が良い、探究の世界全体を見渡してもう少しレベルアップさせる必要があるテーマなどを取り扱っていきます。 また、基本的には私が実施した経験のある内容を掲載していきますが、これを受けた生徒たちがすべてマスターしているかというと、そういうわけではありませんが、少なくとも効果の片鱗は見えているし、「この考え方以前やったよね!」って繰り返し使えるネタにもなると思

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授業テーマ:ファシリテーション

こんにちは、くらげ先生です。 高校探究のインプット指導案の2つ目はファシリテーション。 これも、伝えたからって習得できるわけではないけど、生徒同士で議論を進めてもらったり、発表の場を作り上げていってもらわなければならない場面があります。その時に、発想の片隅にファシリテーションがあると、ただただ意見が上手く言えるかどうかという発想から、他者の言葉を引き出したり、共感したり、合意したり、まとめたり、という思考や成果軸へ視点が得られます。 第2回目は「ファシリテーション」 社内

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授業テーマ:テーマ検討・KJ法 

こんにちは、くらげ先生です。 高校探究のインプット指導案の3つ目はテーマ検討で使うKJ法。  これは、経験したことのある人も多い手法。アイディア発想のひとつとして提供するほか、2軸にレベル分けをすることで、優先順位(自分の想いの強い部分)を明確にしていくために使ってもらいます。  資料編の例(※ページ最下部の有料部分)ではSDGsを課題にしていますが、その中に少し新たな視点になるであろうインプットを織り交ぜています。これは、知っていると思っている事でも、視点を変えることでま

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授業テーマ:テーマ検討・XY軸で考える

こんにちは、くらげ先生です。 高校探究のインプット指導案の3つ目の補足で、前回はSDGsをテーマに練習してみたところですが、今回は、前回少しふれているだけのXY軸でレベル分けをする部分です。 第3回目は「テーマ検討・XY軸で考える」  XYは、紙に十字の線を引き、縦横にそれぞれ、好きとこだわりなど、決めるために大切になる視点を置き、KJ法やブレーンストーミングで書き出した付箋をレベル分けしながら張っていきます。  2軸ということで迷って進められなくなるのであれば、直線状でも

授業テーマ:探究オリエンテーション 

こんにちは、くらげ先生です。 高校探究のインプット指導案の大前提となる0回目を、後付けですが加えておきます。 第0回目「オリエンテーション」  探究がどのような展開をしようと、大切な探究への理解の基本部分だけをチョイスしています。残りの部分は、学校独自の展開があると思いますので、それぞれに必要な情報を提供してください。 本編学習目的  これから始まる探究がどのようなものなのか、この学校ではどのような取り組みを展開するのかを伝える。 教材 筆記用具、スライド 指導型

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授業テーマ:自己理解・エゴグラム 

こんにちは、くらげ先生です。 高校探究のインプット指導案の4つ目は自己評価の的確性を高めるための自己理解のためのアクションです。 第4回目は「自己理解・エゴグラム」  自己理解が低いと、自分の評価を過大評価してしまうという研究結果があります。それっていわゆる中二病的な?  年齢を重ねるほど自己理解は深まると思いますが、面接を伴う試験の直前になって理解を高めるくらいなら、早めに自己認識を高めて成長曲線の角度を高めていけたほうがいいですよね。  エゴグラムは少し大人な自我がある

授業テーマ:マインドマップ 

こんにちは、くらげ先生です。 高校探究のインプット指導案の5つ目は、テーマ検討の際や、インスタントに発表をするためのツールとして、マインドマップの紹介です。  時間はあまりかからないインプットなので、時間調整ネタにもなります。 第5回目は「マインドマップ」  ロジカルシンキングを第1回目で扱いましたが、事実上応用編かつ、肩ひじ張らず思考を巡らせることができ、簡易的に発表にも使えるツールに、マインドマップはいかがでしょうか。  思考を発散させる段階において使いましょう。 本

授業テーマ:情報検索・事例研究 

こんにちは、くらげ先生です。 高校探究のインプット指導案の6つ目は、情報検索です。これこそ、情報Ⅰの授業で、それなりに大切に扱われる内容ですし、中学校、小学校でも、ネット利用の注意点として、前段のリテラシは教育されている事とは思います。  そのため、今回は、探究や研究のためのお作法としての側面を厚めに伝え、情報Ⅰの授業内容を補完するような展開が有意義と思われます。 第6回目は「情報検索・事例研究」  上記の通り、今の世の中で生きていくために。また、学習者としての基本事項とし

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授業テーマ:探究ミニサイクル1-魅力

こんにちは、くらげ先生です。 今回の高校探究のインプット指導案は、いよいよ実戦形式。 探究ミニサイクル-1-魅力発見フェーズです。 ミニPBL型でもよいですし、何等か他の活動にかけ合わせて使ってもよいと思います。とにかく、探究の思考と行動のパターンを一回小さくやっておいて、自走イメージを少しでも高めるきっかけにしていきます。 本編学習目的 探究に関する基本的な流れを体験する。思考のスピード感を育成するために、考えることと悩むことを分離し、ワークシートを前に進める事、判断

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授業テーマ:探究ミニサイクル2-課題

こんにちは、くらげ先生です。 今回の高校探究のインプット指導案は、探究ミニサイクル-2-課題抽出フェーズです。 この段階では、前の時間で見出した魅力に対して、課題を抽出します。この際大事なのは、解決案を一気に考えるのではなく、課題の原因を一旦追究したうえで、課題が解決した状態が何なのかを明らかにし、その後、解決案の検討に向かいます。 本編学習目的 対象に関する情報を収集しつつ、魅力点に存在する課題を発見する(問いをつくる)原因を明らかにし(仮説を立て)、解決への施策を検

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授業テーマ:探究ミニサイクル3-現調

こんにちは、くらげ先生です。 今回の高校探究のインプット指導案は探究ミニサイクル-3-現地調査・フィールドワークです。 魅力⇒課題⇒原因特定⇒解決イメージ⇒解決案 と進んできました。ここまではいくら調べても机上の空論、百聞は一見に如かず、現場を見る、関係者にコンタクトするということで情報量は格段に多くなります。 そして、見てきた情報をもとに、改めて考えを整理し、発表(伝える)ということにトライしてみましょう。必ずしも解決策が妥当だったことばかりが正解ではなく、間違っていた

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授業テーマ:インタビュー調査のコツ

こんにちは、くらげ先生です。 今回は、アンケートと同等に必要になりそうな、インタビュー調査についてですが、指導案の形はとっておりません。 ※今回の記事は、以前学校に講義をしに来てくれた新聞記者さんのお話を思い出しながら、私がアレンジをして書いたものです。さらに、最後まで無料枠にしています。 GoogleやChatGPTを超えて検索では知り得ない言葉、AIツールで生成する情報にはない温度を掴みに行けるからこそ、インタビューの意義があります。 検索にしても、AIツールにしても

授業テーマ:アンケート調査・データリテラシ

こんにちは、くらげ先生です。 前回までで、大枠の探究の進め方の準備はできたのではないでしょうか。 ここからは、個別テーマに入ったあとで使うことになる方が多い技術面のお話を展開していきます。 データリテラシに関しては、情報Ⅰの中でも取り扱われている部分もありますので情報の先生と。アンケートの前提知識としての統計は、数学Ⅰの先生と協働すると、より効果的と思われます。 本編学習目的 アンケートの意義と情報を深く理解するためのデータリテラシを高める。また、アンケートが必要な状

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